映画【マジシャンズ】感想

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●こんなお話

 かつてのバンド仲間が集まって、もろもろ思い出す話。

●感想

 女の人が森の中を歩いていて山奥のバーのような所へとたどり着く。そこでは男性2人が酒を飲みながら語っているけど、その女性がお店に入っていっても彼女の存在に気づかないでそのまま語っている不思議な出だし。
 見て行くうちに、誰も見ようともしない女性がもう亡くなっていて彼女のことを語っていることに気づかされます。そしてタンゴが流れて2階へ移動したり1階へ移動したりしていくと回想になって彼女が生きていたときのやりとりになる。
 この映画の特徴であるカットを切らずにワンカットで撮影されているため、めっちゃ撮影大変なんだろうな、とか。役者さんたち凄いな、とか。映画とは別のところが気になってしまいますが。しだいに気にならなくなっていくからさすがでした。

 亡くなった彼女のことを語りながら、亡くなったことによるそれぞれの登場人物たちの喪失が描かれていきます。歌えなくなったボーカルがいたり、自分ことを責め続けてるのを励まそうとして気まずくなった関係だったり。
 そこにお坊さんがスノーボードを預けたので返してもらいたいとやってくる。お坊さんもかつて大切な人をなくしたと語りはじめて……。

 それぞれが語りはじめて再生していく。悩んでる現代パートで幽霊となった女性が無邪気に動き回っていて、それがメンバーに伝わっていったのか、ラストの演奏シーンは感動してしまうものでした。見えていないのに息がぴったりな感じがよかったです。

 ファンタジックな映像で実験的な映画で、ワンカットなため、どうしても演劇のように見えてしまうのが難点ですが面白い95分でした。

☆☆☆

鑑賞日:2014/08/02 DVD

監督ソン・イルゴン 
脚本ソン・イルゴン 
出演チョン・ウンイン 
チャン・ヒョンソン 
イ・スンビ 
カン・ギョンホン 
キム・ハクソン 
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