映画【ターザン:REBORN】感想(ネタバレ)

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●こんなお話

 ゴリラとまともに戦える力を持つターザンが奥さんがさらわれたので、ひたすら追いかける話。 

 詳しいあらすじ解説はMIHOシネマさんの映画ブログより

●感想

 ターザンというキャラクターや背景を知らないため、どれだけターザンが奥さんのことを愛しているのか、回想で描かれますが、どれだけ深いものなのかよくわからないため。序盤のセットアップで失敗していると思いました。ターザンを知っている人にとってはみなさんご存じ、として描いているのかもしれないその前提を頭に入れておかないと楽しめないと思いました。 

 主人公のターザンは貴族として生活しているけど、回想で何やらジャングルでゴリラに育てられたらしい。そしてヒロインと出会ったことによって文明社会に戻るという残留日本兵的な存在で、その文明に戻るというだけで1本の映画ができそうな激動の人生でした。そしてダイヤを巡って悪い人に奥さんをさらわれて、ターザンが原住民や動物たちという古い友達と一緒に追いかけるという。スパイダーマンみたいにジャングルを縦横無尽に動くターザン、という映像は凄かったです。 

 ターザンがひたすら追いかけるカットと捕まったヒロインと回想と順番に描かれるので話自体にダイナミックさはなくなり、場面が切り替わるたびに話が停滞してしまって退屈さを感じてしまうのだと思いました。 

 マッドマックスみたいな原住民が主人公を恨んでいますが、主人公のゴリラの母親がその原住民に殺されて、そのリベンジで原住民を殺して。という復讐の連鎖が描かれたりしますが、結構簡単にその恨みの連鎖は断ち切っちゃったりして、一体何だったのかと不完全燃焼でした。 

 主人公のことを結構な割合で助けているのに主人公から雑に扱われて、必死に追いかけるサミュエル・L・ジャクソンさんは面白かったです。悪役のクリストフ・ヴァルツさんはいつものクリストフ・ヴァルツさんで何の面白みもなくて残念でした。殺人数珠みたいなのを扱ってるのは面白かったです。 

 帝国主義の批判や文明と自然の対立など面白そうな要素があるのに、主人公のターザンにあまり魅力を感じられず残念な作品でした。 

☆☆☆

鑑賞日: 2016/08/03 チネチッタ川崎

監督デイヴィッド・イエーツ 
脚本アダム・コーザッド 
クレイグ・ブリュワー 
原作エドガー・ライス・バローズ 
出演アレクサンダー・スカルスガルド 
マーゴット・ロビー 
サミュエル・L・ジャクソン 
クリストフ・ヴァルツ 
ジャイモン・フンスー 

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