映画【破裏拳ポリマー】感想(ネタバレ)

Hurricane Polymar
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●こんなお話

 着るとスーパーパワーを得ることができるポリマースーツを使った悪事が行われちゃってるので、探偵の主人公がポリマースーツを着て事件の真相を暴いていく話。

●感想

 主人公がすーぱパワーを手に入れて悪と戦うヒーローものであり探偵と警官のバディものであり100分しかなくて、メインはやっぱりアクションシーンなので主人公たちの関係が深まったりしていくのがあまりないため成長ものとしての面白さは少なかったですが、退屈はしなかったです。 

 ただお話の方は中盤からは主人公の父親の正体がわかって、過去に何があったかとか説明につぐ説明で、しかもそれによって本筋が完全にストップしてしまうので失速する中盤でした。それに主人公がどうして悪役に勝てるのかのロジックがよくわからず、3つのパーツにわけてデータをとって完璧なスーツを作っていたはずの悪役のスーツになぜか最後勝てちゃったりするのもアクションものとしてのカタルシスもなかったです。 

 ライダーや戦隊ものを見ているのとなんら変わり映えのしない特撮シーンになってしまっていて、生身のアクションにCGをかぶせてしまっているためこの映画のオリジナル感はなくて、普通にライダーや戦隊ものをみている気持になってしまいました。 

 坂本浩一監督作品らしいアクションシーンとちょいお色気がお決まりにあって、一定レベルの面白さを感じることのできた作品でした。 

☆☆☆

鑑賞日: 2017/10/18 DVD

監督坂本浩一 
脚本大西信介 
原作タツノコプロ
出演溝端淳平 
山田裕貴 
原幹恵 
柳ゆり菜 

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