●こんなお話
コブラ会の先生が親友にリベンジを頼んで、コブラ会がダニエルさんとミヤギさんの仲を引き裂こうとする話。
●感想
1作目のカタキ役の先生が主人公たちに負けた後、自分の道場が経営難になってもう道場を閉めようとする。ベトナム戦争の戦友で今は実業家として成功している友人に事情を話すと復讐を誓ってくれる。彼は空手の凄腕の学生を見つけて、さらに主人公たちにいい顔をして近づいてく。
主人公たちはミヤギさんの管理人の仕事の代わりに盆栽のお店を開こうとダニエルさんが頑張る。そして2人でお店作りに励む。そこにカタキ役の先生が近づいてきて、泣いた赤鬼よろしく弟子にダニエルさんを襲わせて自分が救ったりする。ミヤギさんの大切な盆栽を奪われたりするので、ミヤギさんが沖縄から持ってきて断崖絶壁に植えた盆栽を取りに行ったり。このとき仲良くなった女性がクライミングの技術を持っているのが凄いです。
そしていろいろ襲われて強制的に空手大会に出るように言ってくる。最初は断るけど、脅迫がエスカレートするので仕方なく大会の参加の契約書にサインしてしまう。ミヤギさんは相変わらず回りくどい教え方なので嫌気がさしてコブラ会で教えてもらうけど。ダニエルさんの性格がどんどんバイオレンスになってディスコで喧嘩して相手の鼻を折ってしまって、周りドン引き。それに自分も気づいてコブラ会をやめようとするけど、実は主人公への復讐でしたーとドッキリの種明かし。カタキ役3人が全員集合してダニエルさん痛みつけてるところにミヤギさんがどーんと登場して全員をやっつけるところがこの映画1番の盛り上がりどころでした。ミヤギさんの強さ。
ダニエルさんとミヤギさんの絆の揺らぎと絆の強さの再確認として楽しいですが、空手大会のスポーツものとしての面白さはあまりなくて、ラスト10分でいきなり大会の決勝戦になって戦って終わりというのも全く盛り上がらないのが残念でした。主人公が全くチャンピオンとしての実力いっさいなく全く空手の能力がゼロになってしまったのだろうかと心配になるミヤギ道空手でした。
☆☆☆
鑑賞日:2022/01/12 NETFLIX
監督 | ジョン・G・アヴィルドセン |
---|---|
脚本 | ロバート・マーク・ケイメン |
出演 | ラルフ・マッチオ |
---|---|
ノリユキ・パット・モリタ | |
ロビン・ライヴリー | |
トーマス・イアン・グリフィス | |
マーティン・コーヴ | |
ショーン・キャナン | |
ジョナサン・アヴィルドセン |