映画【ハンガー・ゲーム2】感想(ネタバレ)

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●こんなお話

 独裁国家のガス抜きゲームのサバイバルゲームのハンガーゲームのチャンピオンが悩みながらなんやかんや再びゲームに参加していく話。

●感想

 フランシス・ローレンス監督作品らしい神話の引用とかがたくさんあって面白かったです。ただ原作をよく知らないとついていけないのか、物語として開始1時間以上話が進まなくて、この物語に何の感情も持ってないところから見始めると辛い映画でした。
 主人公たちの三角関係みたいなのも中途半端だったり、大統領たちが話す内容も現実味がなくて退屈で民衆のガス抜きでやってるのに余計ガスが溜まっていくんじゃないのかと思ってしまう展開でした。

 歴代優勝者を集めてのゲームがスタートしますが、それまでも長くて結構長いことダイジェストで描かれる割には誰が誰だかわからないままゲームが始まってしまって、ゲームが始まってバトルが少しだけあって、あとはひたすら主催者が仕掛けるトラップに翻弄されるだけ。
 しかも歴代優勝者には全く見えない足手まといな老婆は自ら毒霧に突っ込んだり、マントヒヒ軍団にやられそうになったメインのキャラクターの身代わりになる新キャラとかいきなりすぎて何のエモーションも動かなかったです。

 そして主人公が弓矢を天井に……。という置いてけぼりな展開。
 と思いきやラストに判明する事実。そこでわかる知らない登場人物たちの自己犠牲も納得できました。が、3部作の真ん中の作品だからか不完全燃焼感いっぱいでガッカリな140分でした。

 主人公とイケメン2人の三角関係とかになっていくのかな? とか、アメリカのティーンたちはこういう映画大好きなんだなと勉強できる映画でした。

☆☆

鑑賞日:2014/11/17 Blu-ray

監督フランシス・ローレンス 
脚本サイモン・ボーフォイ 
マイケル・デブルイン 
原作スーザン・コリンズ
出演ジェニファー・ローレンス 
ジョシュ・ハッチャーソン 
リアム・ヘムズワース 
ウディ・ハレルソン 
エリザベス・バンクス 
レニー・クラビッツ 
フィリップ・シーモア・ホフマン 
スタンリー・トゥッチ 
ドナルド・サザーランド 
ジェフリー・ライト 
トビー・ジョーンズ 
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