映画【ハウリング】感想(ネタバレ)

●こんなお話

　キャスターがおとり捜査に協力して危うく犯人に殺されそうになったのがトラウマとなって山のコミュニティに行ったら狼男に襲われる話。

●感想

　キャスターの主人公がいて警察のおとり捜査に協力していて、犯人の電話の指定された場所に行くと背後から襲われそうになって、すんでのところで警察に射殺される犯人。主人公はそのショックで事件のことが記憶喪失に。

　医者の勧めで山奥のコミュニティに行ってそこで都会を忘れて過ごす。そこのコミュニティの人たちと交流しつつ、テレビ局の同僚が冒頭の犯人の死体を調べようとしたら、遺体がどこか行っちゃって…。さらに狼男の文献を調べて狼男には銀の弾丸でしか倒せないというのを知ったり。

　山奥では夜な夜な狼の鳴き声とか聞こえて不気味。主人公の旦那が夜に狼男に襲われて負傷。入院するけど、コミュニティのセクシーな女性に誘われてセックスしたら2人とも狼男に。夫に対して不審の気持ちが出たり喧嘩をしたりしたので、主人公は同僚を呼ぶ。同僚も空き家で狼男に襲われて狼男の腕を切り落として逃走。けど別の狼男に襲われて同僚死亡。

　主人公もその場に行ってそこで冒頭で死んだはずの犯人が生きていて同僚を殺害したことが判明。さらに狼男に変身。主人公、薬品をかぶせて逃走。けどもコミュニティの人たちがみんな狼男だということがわかって、主人公も仲間になれと誘われる。テレビ局の同僚が救出に来て、銀の弾丸で狼男たちを退治しつつ、小屋に閉じ込めて燃やして退治。けども車で逃げてるときに襲われて主人公も負傷。

　都会に戻ってテレビの放送中に主人公も狼に変身。それをテレビで見ていたのはコミュニティの生き残りのセクシーな女性がレアのハンバーグを食べて終わり。

　顔がポコポコしながら変身していくシーンは、今観ても衝撃的で素晴らしかったです。どうやって撮影してるのか気になって仕方のないメイキングが見たくなるシーンの変身。ただ、変身シーンはかなりのショッキングな仕上がりなのに。変身してしまったら普通の着ぐるみになってしまって一気に安っぽく見えてしまって残念でした。

　クライマックスは、ほとんど夜のシーンで何が映ってんだかよくわからない部分があり。気持ちマイナスでした。ただ逃げた先で助けを求めた人が狼人間に変身して……みたいなお約束のシーンは面白かったです。

　何で噛まれると狼人間になってしまうのかとか説明がない部分があったり、前半がテンポ悪く感じちゃう部分もありましたが、やっぱりラストは哀しみのあるもので、楽しめた映画でした。

☆☆☆

鑑賞日:2011/02/02 DVD　2023/10/02 U-NEXT