映画【ヒッチ・ハイカー】感想(ネタバレ):拳銃を突きつけられた男たちの絶体絶命ドライブ!手に汗握る逃亡サスペンス

The Hitch-Hiker
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●こんなお話

 旅行でドライブ中の主人公2人が殺人逃亡犯をヒッチ・ハイカーとして乗せたら脅されて逃避行する話。

●感想

 顔の見えない人物がヒッチハイクで車に乗せてもらい、その人物を殺害して逃亡を繰り返す連続殺人犯が話題となる中、主人公の男性2人が釣りに向かう途中のドライブから物語が始まります。

 途中、酒場に立ち寄り、ハイウェイでヒッチハイカーを拾ったところ、その人物が殺人犯で拳銃を突きつけられ、脅されながらドライブを強いられます。犯人は片目のまぶたが閉じないという独特の設定があり、ずっと主人公たちを見つめているため、逃げることができません。

 食料を買いに立ち寄った店でも銃で脅し、不審な動きを制限されるなど緊迫した状況が続きます。やがて地図を手に入れて目的地の街へ向かい、その港から船で脱出しようと計画しますが、逃走劇は波乱に満ちています。

 クライマックスでは、目的の船が修理中で欠航し、住民との交渉で別の船を手配するものの、犯人の顔が手配書で知られて警察に通報され、最終的に犯人は逮捕されて物語は幕を閉じます。

 車内で拳銃を突きつけられ自由のない緊迫した状況で繰り広げられる逃亡劇は、手に汗握る緊張感が味わえます。特に犯人の片目が閉じない設定が、不気味さを増幅させていて印象的でした。

 ただ、ラストは警察の逮捕であっさりと終わるため、盛り上がりに欠ける部分もあり、不完全燃焼に感じる方もいるかもしれません。しかしながら、全編にわたって続くサスペンスと緊迫感は十分に楽しめる作品です。

☆☆☆

鑑賞日:2024/12/08 Amazonプライム・ビデオ

監督アイダ・ルピノ 
脚本アイダ・ルピノ 
コリアー・ヤング 
出演エドモンド・オブライエン 
フランク・ラブジョイ 
ウイリアム・タルマン 
ホセ・トーヴェイ 
サム・ヘイズ 
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