●こんなお話
ある日突然、人間が自殺しちゃう現象が起こってパニックになる話。
●感想
冒頭でいきなりさっきまで普通にしゃべっていた人が自殺を始めていくというツカミがかなりのショッキングで、工事現場の屋上からわらわらと人間が落ちてくるとかも怖い怖い映像でした。
そこからマーク・ウォールバーグが蜜蜂が突然消えている現象について話している。どうやら教師らしい。そしたら上司に呼ばれていったら、何かパニックなことが起こっているらしいのでみんな帰るように言われる。家族や同僚と逃げるサバイバルが始まるという。
逃げた先で新しい人に出会って、何やら植物が影響しているらしい。風が影響しているらしいと次々に仮説が立てられていって、その都度、いろんな人たちが自殺していってしまう。車で木に激突とかライオンに腕を食べらてもげるとか草刈り機の下に入っていくとかの外野から伝わってくる映像の楽しさがある映画でした。
とはいえ、原因があくまで仮設でよくわからないものだったり。風というのが怪しいというので映像で可視化しにくいのものなのがモヤモヤが残るもので、そのパニックの世界の中でおかしくなってしまう人間とかの狂気みたいなのはちょこっと描かれていてそこらへんは面白く見ることができました。
主人公と奥さんが微妙な関係らしいのが描写されますが、奥さんが一緒にケーキだかを食べただけと謝罪するのとかどういう気持ちで見ればいいのかわからない悩みでした。当人にとっては真面目ですが、孫くらいで悩んでいるのかという主人公たちでした。主人公も主人公で何か謝罪してました。
そしてプラスチックの木に優しく語り掛けるマーク・ウォールバーグを温かい目で見る映画でした。
☆☆☆
鑑賞日:2009/08/01 DVD 2021/10/31 Disney+
リンク
監督 | M・ナイト・シャマラン |
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脚本 | M・ナイト・シャマラン |
出演 | マーク・ウォールバーグ |
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ズーイー・デシャネル | |
ジョン・レグイザモ | |
ベティ・バックリー | |
アシュリン・サンチェス |