映画【グリーン・ホーネット】感想(ネタバレ)

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●こんなお話

 新聞社の社長さんと運転手がマスクして悪党と戦う話。

●感想

 うじうじ悩むヒーローが多い中、金持ちの息子で何も考えず。ただ楽しいからという理由で、財力を駆使して犯罪者たちと戦うというのが面白いです。それにヒロインにまで嫌われていたりする姿も面白い設定でした。そもそもヒロイン自体、この映画に必要だったのかと思えばいらなくても大丈夫だったような気もしますが。
 相棒のカトーが、ほとんどの役割を担っていて。最後の最後まで、ほとんど活躍しない主人公というのも見たことなくて面白く見れました。

 アクションシーンは、流行なのか。スローでゆっくりみせて、インパクトする瞬間に高速なるという迫力あるシーンに仕上がっていたと思います。

 クライマックス前の主人公2人が喧嘩して、カタキ役からどうしてグリーン・ホーネットに主人公を殺す依頼があるのかがよくわかりませんでした。無理やり、全員集合してしまっているように思えました。

 ただ、話もキャラクターも軽すぎですし。コメディとしてもアクションものとしても中途半端な感じに仕上がってしまっているようにも思えました。
 カタキ役も最初はカッコよかったのに、しだいにお笑い担当になっていってしまうのも残念でした。
 それにカトーの能力というのは一体、どうやって会得したのかわからないままでした。

 とはいえ、119分。最後まで楽しめちゃう映画でした。

☆☆☆

鑑賞日:2011/06/17 Blu-ray

監督ミシェル・ゴンドリー 
脚本エヴァン・ゴールドバーグ 
セス・ローゲン 
出演セス・ローゲン 
ジェイ・チョウ 
キャメロン・ディアス 
クリストフ・ワルツ 
アナリー・ティプトン 
エドワード・ジェームズ・オルモス 
エドワード・ファーロング 
トム・ウィルキンソン 
デヴィッド・ハーバー 
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