映画【フォーエバー・パージ】感想(ネタバレ)

THE FOREVER PURGE
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●こんなお話

 12時間人殺しオッケーだったのが時間無制限になって大変な話。

●感想

 牧場を経営するアメリカ人一家とそこで働くメキシコ人たちがいて、牧場主とか女性陣たちはメキシコ人たちに何とも思ってないけど、息子さんだけは嫌悪感を抱いているのが描写されたり。

 そして一晩殺しがオッケーになる夜が来て、家を要塞にしたり避難所みたいなところでストレス高い一晩を迎えて朝になって「パージが終わった」と喜んで翌朝いつも通り仕事に向かうけど、町の様子がおかしくて、暴漢に襲われるそれぞれの主人公たち。フォーエバーパージという主張で時間制がなくなったということで襲われることに。

 夫婦が離れ離れになってそれぞれの場所でピンチになってそれを突破していって再会してまた離れ離れになって再会して、メキシコ国境に向かうけど閉鎖されてしまって先住民の案内で抜け道からメキシコに向かうけど暴漢が追いかけてきて、それを迎え撃つ主人公たちの戦いがあっておしまいという。

 時間制限がなくなって普通に襲われるのをA地点からB地点まで逃げるというだけのサバイバルものになってしまって、パージシリーズとしての魅力がなくなってしまっているのではないかと考えてしまいますが。これはこれで楽しめました。

 正直、アクションシーンは見づらくて、中盤の夜の街を歩いて移動する長回しとかは面白かったですが、クライマックスの小屋の中で戦ったりするのとか誰がどこにいてという位置関係とかもよくわからずで残念です。普通に迎え撃ってただ銃撃戦でおしまいというのも面白みに欠けました。

 アメリカの分断を戯画化したシリーズで楽しいシリーズでした。

☆☆☆

鑑賞日:2023/01/31 Amazonプライム・ビデオ

監督エヴェラルド・ヴァレリオ・ゴウト 
脚本ジェームズ・デモナコ 
製作ジェイソン・ブラム 
マイケル・ベイ 
出演アナ・デ・ラ・レゲラ 
テノッチ・ウエルタ 
キャシディ・フリーマン 
レヴェン・ランビン 
ジョッシュ・ルーカス 
ウィル・パットン 
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