映画【フェイク~我は神なり】感想(ネタバレ)

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●こんなお話

 ダム建設で水没する予定の村で宗教を盲目する村人たちとその宗教が詐欺軍団だと娘を奪還しようとする主人公の話。 

●こんなお話

 人間の善悪や信仰を描いていて、主人公や主人公の娘さんや村人たちの末路はなかなかシビアでアニメーションでなかったら、結構キツイ内容でした。誰でも彼でも人をぶん殴る主人公は感情移入を全く受け付けないキャラクターで嫌悪感さえ覚える悪人っぷりでした。詐欺師側である牧師にも過去に複雑なことがあって、彼も迷いとかが描かれていてより善悪のわかりやすさがなくなっていました。 

 ただやっぱり韓国アニメーションの土壌なのかキャラクターのカクカクした動きとかが見ている間ずっと気になってしまって物語に入り込めなかった部分もありました。それに日頃の行いから誰にも信じてもらえない主人公が警察に頼っても、この手の内容だと仕方ないとはいえ、あまりにも警察が無能すぎるのもマイナスでした。 

 とはいえ、真実を語る悪人VS偽りを語る善人の構図はなかなか強烈な社会派アニメーションでした。 

☆☆☆

鑑賞日: 2018/03/21 Blu-ray

監督ヨン・サンホ 
脚本ヨン・サンホ
出演(声)ヤン・イクチュン 
クォン・ヘヒョ

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