映画【ビーキーパー】感想(ネタバレ)

●こんなお話

　養蜂家が恩人を追い込んだ詐欺師集団からその親玉まで芋づる式に追い詰めていく話。

●感想

　主人公が蜂の巣の駆除をして物置を使わせてくれて自分を受け入れてくれてありがとうとおばあさんに挨拶している。おばあさんはパソコンをいじっているとフィッシング詐欺に遭って貯金とか全部吸い上げられてショック。

　主人公が出来上がったはちみつを渡しに行くと火災報知機が鳴っていて不審に思って家に入るとおばあさんは自決していて、FBI捜査官のおばあさんの娘がちょうどやってきて主人公を容疑者として捕まえる。自殺として処理されて主人公は解放されて捜査官は主人公に謝罪をして、おばあさんの話をして戦死した息子を愛していたとか詐欺に遭っていたらしいことを話す。

　主人公は過去の職場に電話をして詐欺グループの情報を聞き出して、詐欺師たちのいるビルへ乗り込んで警備員を倒してビルを爆破。やられた詐欺師は上司であるカタキ役に電話してカタキ役も世話になっている元CIA長官に泣きつくけど断られる。

　主人公の家に詐欺師たちが乗り込んできて襲撃するけど返り討ちに遭って電話でカタキ役と会話。カタキ役の世話係は養蜂家を止めることはできないと言いつつ、ツテを使って養蜂家の同業者を主人公に襲わせてガソリンスタンドで戦いになったり。

　主人公はさらに別の詐欺グループの会社に乗り込んで、そこで傭兵軍団と戦いになって殺しつつカタキ役の正体を聞き出して、とうとうアメリカ大統領の息子だということが判明して、大統領の隠れ家にカタキ役は避難。けど警備が固いアジトに主人公は乗り込んで傭兵やシークレットサービスを殺しつつカタキ役にたどり着いて銃を向けるけどFBI捜査官も立ちはだかったりして…という。

　主人公が無敵で調子乗った詐欺師たちを倒していくのはカタルシスを得られる設定で良かったです。特に2人目の詐欺師とかは腹だだしさが笑えて傭兵部隊の隊長を相手に上司に電話をかけるときの電話のかけ方はインパクト大で笑えました。

　主人公が通ったあとは竜巻が通ったあとという虐殺っぷりも楽しい1本で、敵がいかに主人公を防ぐのかが見ものでハイテンションな同業者がガソリンスタンドで銃を乱射してきたり、養蜂家をむかし倒したことがある傭兵が撃たれても刺されても立ち向かってくるタフネスっぷりを愛でる1作でした。

☆☆☆

鑑賞日:2025/01/05 イオンシネマ座間