●こんなお話
北極にあるサンタが子どもたちにプレゼントを配るために頑張る話。
●感想
深夜のコンビニでバイトをしている主人公、使えない後輩にイライラしたり就職の採用が全然うまくいかない。後輩は彼女とデートに行っちゃうし、店長からは仕事っぷりを責められてイライラした主人公は賞味期限切れのケーキを持って帰る。それを高いところから見ている透明人間。
主人公は屋台に立ち寄ってそこの店主に拉致されて気づいたらサンタの国にいる。そこでブラックサンタとして働くかどうかと契約書をちらつかせて最初は断るけど、今の日常がつらいので心機一転働くことに。
いろんな部署があってプレゼントの選定に失敗したシミュレーションをする部署の才能があってそこに配属されるけど精神的につらい仕事。
むかし、赤いサンタはいたけどサンタの世界にもクリスマスを憎む存在がいるらしく赤いサンタは殺されたらしいとかがわかったり。次のテストはトナカイになること、ということでそれの選抜試験を受けるけど、バイトの後輩もブラックサンタとしてその場にいてびっくり。後輩は仕事のミスを主人公に救われた過去があってその恩義で主人公のために行動したり、実はコンビニはサンタ養成試験場で主人公たちを鍛えていたとかがわかったり。
トナカイの実技試験でプレゼントを渡し忘れた子どもたちに配ろうということでみんなでトラックに乗ってプレゼントを配る。けどそれを阻止するネズミたちが現れて主人公、ビルから落下して意識朦。そこで子ども時代に限度額無制限のブラックカードを使っていたことを思い出す。母親のためにいなくなった父親の背中を思い出すためにめっちゃおもちゃをネット注文して、いっぱいおもちゃが届いて母親びっくり。
トナカイが助けに来て主人公たち無事にプレゼントを配り終わってトナカイに選ばれる主人公たち。主人公が上司に呼ばれて部屋に行くと赤いサンタは主人公の父親がだったことがわかって、真実はいかに、でおしまい。
ちょっと設定が飲み込めなくて悪い子にプレゼントを配るのがブラックサンタでそれになったと思ったら、次はトナカイになるべしということになって、そのためにプレゼントを配る。とかもちょっとわからず、なんでトナカイになりたいのかとか赤いサンタが殺されたとかのミステリーはいったい何だったのかとか。プレゼントを阻止するネズミとかが何で襲ってくるのとかボーっと見てたらわからず、そのためクライマックスでビルの上でネズミたちと戦っているのをボケっと見てしまって盛り上がらなかったです。それに主人公が子ども時代にネズミで大量注文してしまったことを一ミリも覚えていなかったのが屋上から落下した衝撃で思い出すとかもちょっとわかりにくかったです。
正直、赤いサンタの正体がわかったところで驚きは少なくコメディとしてもそれほど笑えない1本でした。
☆☆
鑑賞日:2025/01/06 Amazonプライム・ビデオ
| 監督 | 福田雄一 |
|---|---|
| アクション監督 | 難波一宏 |
| 脚本 | 鎌田哲生 |
| 福田雄一 | |
| 原作 | 中村光 |
| 出演 | 吉沢亮 |
|---|---|
| 橋本環奈 | |
| 中川大志 | |
| 渡邊圭祐 | |
| 若月佑美 | |
| 藤井美菜 | |
| 山田裕貴 | |
| 佐藤二朗 | |
| 出演(声) | 玉木宏 |


