映画【サンダーアーム 龍兄虎弟】感想(ネタバレ)

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●こんなお話

 邪教集団と戦うトレジャーハンター、ジャッキーの話。

●感想

 ジャッキーのスタントはもう凄いという言葉しかなくて、たくさんあるアクションシーンの数々のどれもが興奮するもので最高でした。

 が、ストーリーのほうはちょっと退屈で。冒頭のアクションシークエンスが終わると、ジャッキーの友だちが出てきて、彼女を誘拐されたから助け出してほしいということになり。その後、一緒に行動をともにする女性の部屋でドタバタのコメディパートがありあっという間に邪教集団の洞窟でのクライマックス。

 ジャッキーのパートナーとなる男も金持ちの女も、何故命の危険のある旅についてくる動機がないのが痛いです。この3人のドタバタ中盤ずっとある必要は一体何だったのか? そんなことよりお宝を巡る冒険を見せてくれよと思ってしまいました。

 邪教集団が何であんなに強いのかもよくわからないし。登場人物たちの行動の動機をもっとしっかりと描いてスーパースタントを重ねてくれればもっと面白くなれる映画だと思いました。

☆☆☆

鑑賞日:2012/10/01 DVD

監督ジャッキー・チェン 
脚本バリー・ウォン 
エドワード・タン 
ロー・キン 
出演ジャッキー・チェン 
アラン・タム 
ローラ・フォルネル 
ロザムンド・クワン 
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