映画【鉄砲玉の美学】感想

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●こんなお話

 1番下っ端のチンピラが鉄砲玉として使い捨てにされる話。

●感想

 頭脳警察の主題歌に咀嚼する口のアップという冒頭から何が始まるんだろう? とツカミはばっちりでした。渡瀬恒彦さん演じる若者が鉄砲玉として100万円と鉄砲一丁を渡されて、揉め事を起こして殺されればそれをきっかけに組織が拡大できると送り込まれる。

 話はひたすら主人公の若者の鉄砲玉としての日常を描いていて、拳銃を手に入れてそれを取り出すと誰でも服従して、女性も屈服させてその場では何でもできるようになっていくけれど。後半ではしだいに女性も離れて思い通りになっていた人生がどんどんと追い詰められていく。

 渡瀬恒彦さんの魅力いっぱいでギラギラしたお芝居が全面展開されている面白さがありました。東映ではないのに東映色が強いのも不思議な感覚になる作品です。

 そして鉄砲玉としての美学を達するわけでもなく、簡単に思いがけず警官に追われて撃たれてしまうという鉄砲玉の現実を見せてくれて人生のはかなさとヤクザってかっこ悪いというのを教えてくれ映画でした。

☆☆☆☆

鑑賞日:2021/03/29 U-NEXT

監督中島貞夫 
脚本野上龍雄 
出演渡瀬恒彦 
杉本美樹 
森みつる 
碧川ジュン 
小池朝雄 
松井康子 
荒木一郎 
大木正司 
広瀬義宣 
川谷拓三 
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