映画【天国からのエール】感想

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●こんなお話

 不治の病に侵された主人公が音楽スタジオを作って若門を応援する話。

●感想

 「昔は、他人が子どもたちを助けた。でも今の子どもたちにはそれがない」と全くの他人である高校生たちにどうしてそこまでするの? という奥さんの問いに対して主人公はそう答えます。どんどんと希薄になっていってしまう人との繋がりと主人公の亡くなってしまった友人の夢のためにスタジオを作ることとなる前半。
 そこで、高校生たちとスタジオを作りながら関係性を築いていきます。そのスタジオでは音楽をやるだけでなく「挨拶をすること」「赤点はとらないこと」「他人に迷惑はかけないこと」など社会人として必要なことを覚えるためのスタジオでもあり、高校生たちに口うるさいおじさんとなりますが。「ニーニー」とみんなから慕われて愛されているのを阿部寛さん自身のキャラクターもあいまって優しいお兄さんとして安心できる存在でした。

 そんな中、プロになりたいというバンドを応援するためにラジオ局などにこっそりと売り込む主人公。それが話題となり、とんとん拍子で地元じゃ有名になっていきます。そこらへんは、少し出来すぎかな? と思いましたが。まあ目をつむるしかないです。
 そして主人公を襲う病魔。そしてバンドたちが主人公を思い出しながら、歌を歌うクライマックスでは回想が流れますが。そこで今まで映像が流れるくだりは感動してしまいました。

 難病ものというくくりになり、王道な展開ではありますが。実際に高校生たちのためにスタジオを作った男性を知ることができてよかった映画でした。

☆☆☆

鑑賞日: 2012/08/10 DVD

監督熊澤誓人 
脚本尾崎将也 
うえのきみこ 
出演阿部寛 
ミムラ 
桜庭ななみ 
矢野聖人 
森崎ウィン 
野村周平 
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