映画【ホーンテッドテンプル 顔のない男の記録】感想(ネタバレ)

Temple
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●こんなお話

 栃木県の山奥にあるお寺で恐怖体験するアメリカ人たちの話。

●感想

 冷たく暗い映像はこの映画のホラーの雰囲気があってよかったです。病院のようなところで刑事さんがぼろぼろの主人公に何があったのか話を聞きに来るところから始まり、主人公が持っていたカメラに何が映っているのかと5日前になって、彼らの恐怖体験を見ていくという。

 正直、80分くらいの短い映画で恐怖体験はラスト10分くらいしかなく。ほとんどは少し不気味な子どもと少し不気味なおじいさんおばあさんがいるくらいで、特に何も起こらないので基本退屈な時間が多かったです。目玉をくりぬいてしまうという文化風習や幽霊の習性みたいなものの説明もあまりなく、きっかけとなる古書みたいなのものも説明がなく幽霊を解明していく面白さもあまりなかったです。幽霊もキツネのモンスターみたいなものが追いかけてきたりお坊さんや子どもの幽霊みたいなのがいるだけで単純に怖い、びっくりという面白さもなく結構キツイ作品でした。

 アメリカ人の観光映画としても最初の方に居酒屋とかネオン街とかを映している面白さはありますが、それよりも栃木県なんだろうか? とか日本人としてノイズになって入り込めなかったです。

 3人組のアメリカ人の関係もよくわからず、民宿での同じ部屋で泊まっているのにいちゃついたりしていて、アメリカ人の感覚に驚く映画でした。

 そして何故に栃木県なんだろう? という日本人からすると疑問に思う設定の映画でした。

鑑賞日:2021/01/16 U-NEXT

監督マイケル・バレット 
脚本サイモン・バレット 
出演ローガン・ハフマン 
ブランドン・タイラー・スクリナー 
ナタリア・ワーナー 
竹中直人 
内田朝陽 
黒川芽以 
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