映画【本当の僕を教えて】感想

Tell-Me-Who-I-Am Netflix

●こんなお話

 事故で記憶をなくして男性が双子からいろいろ記憶喪失時代のことを教えてもらって幸せに暮らしていたけれど、母親の死をきっかけに少年時代に何があったのかわかっていく話。

●感想

 暗くてダークな映像の中にカメラに向かって語り掛ける2人の男性。1人は事故で18歳だかで記憶をなくし、もう1人はその男性の双子で記憶喪失の双子に「これは寝室、これは母親、これはシャワー」などを教えて、双子のことだけは覚えて記憶喪失の男性は無条件で信じていく。母親もいて、父親はめちゃくちゃ怖くて厳格らしい。

 最初の30分は記憶喪失の男性側の語りで失われた時間を双子に教えてもらって家族や友達と幸せに暮らす。そして父親が亡くなり、母親も亡くなる。母親の部屋に行くと…。となって、今度は記憶喪失の男性に過去を教えていた双子側の語りになって、家族旅行とかの話は実は嘘で…となっていく。

 そして明らかになるヘヴィーな人生経験、母親の正体。なぜそれを隠していたのかと迫る記憶喪失の双子とそれを隠していた男性。その2人が向かい合って話し合い、どうして真実を言ってくれないのか、それがないと自分の人生を取り戻せないと迫り。もう1人は真実を語り、そこで明らかになる母親の正体に絶句するしかなかったです。

 知りたい片方と教えたくない片方と両方の気持ちがわかるから辛いし、母親は普通に人生を全うしているやるせなさ。インタビューの合間に挿入されるイメージショットも適切でしっかりと説明になっている映像もよかったです。

 この2人には幸せになってほしい映画でした。

☆☆☆☆

鑑賞日:2021/07/21 NETFLIX

監督エド・パーキンズ
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