映画【ストレイト・アウタ・コンプトン】感想(ネタバレ)

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●こんなお話

 地元のギャングたちが一念発起して音楽業界で成功していく話。

●感想

 夢を持って小さな世界から成り上がっていく者たちの栄枯盛衰ものとしてよくできていて、麻薬ディーラーだったのがこのままじゃいけないとラップの世界で成功していくまでを140分という長さですが、その長さを感じさせないテンポやキャラクターの面白さもあって、ラップを知らなくても楽しく見ることができました。

 主人公たちのラップグループのメンバーはもちろんのこと、主人公たちのマネージャーになるユダヤ人とかボディーガードで悪い仕事を受け持つ人とかも魅力的に描いていたと思います。

 狭い世界から抜け出して成功をして富も名誉も手に入れるけど、メンバーたちが1人離れ2人離れとなっていって、お互い罵りあいをするけども和解して再結成に動くけど、メンバーの1人に厳しい現実が襲いかかって…。というカメラワークとかも工夫されていて面白かったです。

 時間軸とかがよくわからず字幕で場所や年代の説明がありますが、そこらへんの状況がわかりにくいのが難点でしたが、主人公たちと一緒にドラマティックに人生を追いかける映画でした。

 そして【Fuck The Police】が作られた当時と現在もあまり状況があまり変わっていないのが悲しくなる映画でした。

☆☆☆☆

鑑賞日: 2016/07/18 Blu-ray

監督F・ゲイリー・グレイ 
脚本アンドレア・バーロフ 
ジョナサン・ハーマン 
出演オシェア・ジャクソン・Jr 
コーリー・ホーキンス 
ジェイソン・ミッチェル 
オルディス・ホッジ 
ニール・ブランウン・Jr 
ポール・ジアマッティ 
マーロン・イエーツ・Jr 
R・マルコス・テイラー 
カーラ・パターソン 

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