映画【スチームボーイ】感想(ネタバレ)

steamboy
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●こんなお話

 産業革命のイギリスの博覧会中にスチーム城が現れて暴れるので、スチームボーイが阻止する話。 

●感想

 みんなが欲しがるスチームボールをいいもんと悪いもんが巡っての産業革命中のイギリスでいろんなレトロな発明が出てきて映像も綺麗で面白くて冒険活劇になりそうですが、見ていて心躍る内容ではないのが残念なアニメーションでした。 

 発明家の親子三代の問題を軸に科学とは? を描いていますが、全部が全部説明台詞で自分の気持ちや今の状況やこれから何をしようとしているのかを話し始めるので120分が長く感じられました、クライマックスの万国博覧会でのスチーム城の暴走もクライマックスにしては早く始まって、延々と大騒ぎしているので構成的にもおかしく感じてしまいました。 
 主人公が成長している感も少なくて、たまたま目の前にあったものをつかってスチームボーイに変身している感じで、元からあった才能でなっているだけなので、最初から特殊な才能の持ち主だから危機を突破できたんだという風にしかみえなかったです。 

 ヒロインも「サイモーン」と言いながら歩き回るだけで状況の深刻さをわかっていない空気の読めないお嬢様という役割ですが、ただ単にイライラさせるだけのキャラクターでした。 

 大友克洋監督作品と思ってしまうと悲しいアニメーションでした。

☆☆

鑑賞日: 2017/08/03 NETFLIX

監督大友克洋 
演出高木真司 
脚本大友克洋 
村井さだゆき 
出演鈴木杏 
小西真奈美 
津嘉山正種 
中村嘉葎雄 
児玉清 
沢村一樹 
斉藤暁 
寺島進 

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