映画【アイアムアヒーロー】感想(ネタバレ)

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●こんなお話

 勇気のない男が日本中で謎の病気が蔓延して終末世界になる中、ヒーローになっていく話。 

 詳しいあらすじ解説はMIHOシネマさんの映画ブログにて

●感想

 ダメダメな主人公が恐ろしい世界になってアイアムアヒーローになる。という一点突破の構成で、主人公の成長ものとして応援できる映画でした。 

 序盤はつまらない日常がしだいに何か大きな出来事が起こっていると不穏な空気が流れて、それが一気に爆発してのスペクタクルシーンもお見事で、中盤のヒロインとの逃避行に生き残りたちで集まって、そこで起こる内ゲバにクライマックスの大量殺戮と各フェイズが丁寧に描かれていたと思いました。ゾンビ映画としてのサバイバルものとしてのクオリティも確保されていました。 

 何のとりえもないけれど、主人公にはクレー射撃という唯一の取り柄があってそれを活かして大事な人たちを守る。それによってヒーローになるというのがカッコ良かったです。 
そして、それが血しぶきをもってヒーローとなっていくというのもゾンビ映画の醍醐味にもマッチしていたと思います。 

 けれども、やっぱりヒロインの1人である女子高生が赤ちゃんに噛まれたからうんぬんで中途半端な感染で止まっちゃうとかの説明が一切ないのとかガッカリですし、連合赤軍みたいな内ゲバが始まるのかと楽しみに見てたら、これも中途半端で今までよく生き残ってこれたな、というもので協力な武器を持ったもん勝ちにしか見えなかったりで、主人公と武器を向け合ってたのに、次のシーンでは普通に協力してたりして行動の動機が弱いように思えました。主人公もさっき出会った女子高生を命がけで守るというのも浅すぎて、もっと家族とか大切な人物にしたほうがよかったのではないかと個人的には思いました。それに、いくらなんでもオマージュレベルではなくもはやリメイクに近いゾンビ映画の設定とかクレジットしなくていいのかな? と余計な心配してしまいました。 

 とはいえ、日本映画も韓国映画の力を借りれればここまで面白いのを作れるんだと勉強になりました。 

☆☆☆☆

鑑賞日: 2016/04/30 TOHOシネマズ川崎  2017/02/09 Blu-ray

監督佐藤信介 
脚本野木亜紀子 
原作花沢健吾
出演大泉洋 
有村架純 
長澤まさみ 
吉沢悠 
岡田義徳 
片瀬那奈 

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