映画【SRサイタマノラッパー ロードサイドの逃亡者】感想(ネタバレ)

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●こんなお話

 埼玉から仲間のもとを離れて上京したラッパーだけど夢破れて逃亡者になっていく話

●感想

 1作目で主人公たちのもとを離れた仲間が主人公になって、東京で下積みをしているところから始まります。
 下積みとしてついているラッパーたちが酷い連中で2年下働きしているけど、八百長を持ちかけられたりして裏切られる。ここで怒りを爆発させるシーンはなかなかのショッキングさでした。全体的に暴力シーンがインパクト大でよかったです。

 栃木で生活することになった主人公とその環境が描かれていって、そこでのキャラクターたち。地元のヤンキーとかの描かれ方も怖くて、絶対近づきたくない人たちで面白いキャラクターでした。序盤から中盤まで結構怖いシーンが続いて息苦しかったです。
 そして1作目からの主人公たちが栃木にやってきて、オーディションを受けるシークエンスからコメディ要素が出てきて、彼らと逃亡者の主人公のパートが描かれていきます。

 激情に任せて行動する主人公がどんどん追い詰められて栃木からも逃げることになってから一気にクライマックスですが、このライブの長回しも素晴らしくてこのクライマックスが見られるだけでも満足なシーンでした。

 夢に向かって頑張るけど、なかなか思い通りにいかない人への応援歌な映画で面白かったです。

☆☆☆☆

鑑賞日: 2015/01/27 Hulu

監督入江悠 
脚本入江悠 
出演奥野瑛太 
駒木根隆介 
水澤紳吾 
斉藤めぐみ 
北村昭博 
永澤俊矢 
ガンビーノ小林 
美保純 
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