映画【劇場版 SPEC 結 漸ノ篇】感想

☆☆

●こんなお話

 超能力者と戦ったり、もろもろある話。

 詳しいあらすじ解説はMIHOシネマさんの映画ブログにて

●感想

 スペックホルダーと人間たちの戦争が始まるのか始まらないのかというきな臭い流れの中。未詳課のトウマとセブミは相変わらずぐだぐだ。今作で話を転がしていくのは、野々村係長。係長が主人公と言ってもいいと思います。

 正直、95分ほどの映画ですがほとんど話が転がらない印象でした。最初の25分はいつもの小ネタがいっぱいのギャグが画面のあちこちに散りばめられていて話の内容入ってこないし。話している内容も世界中の国家の偉い人たちが怪しい照明の部屋でいろいろ話してる序盤。それに主人公たちもあーだこーだ話してる。 
 「ファティマの予言「シンプルプラン」「ダークマター」「ガイア理論」とかいろいろ語ってます。そして「プロフェッサーJ」なる人物がキーとなってきます。

 ニノマエのクローンを作ったマッドサイエンティストがいるらしい。そしてスペックホルダーの能力を無力化するシンプルプランなるもの。それを野々宮係長が追いかけていくという。
 主人公たちは餃子食べてるか、トウマさんが自分の家族を殺したのは誰か? というのを話すのと。野々宮係長を探す、というたぶん3つくらいの芝居しかないです。
 合間に向井理さんと大島優子さんが事情を知っているかのような会話をしてるのと国の悪い人たちの会議。
 これじゃあ、チト退屈でした。

 面白くなるのは、物語も中盤、50分すぎたあたりから主人公たちが野々宮係長がスペックホルダーの自分のために1人で捜査をしたと悩むトウマに対してセブミさんが「なめんじゃねえ」とスペックホルダーだからとかじゃなくて、仲間だから俺たちを守ろうと行動したんだと係長を救おうと決意するシーンは感動的でした。
 そして係長から送られてきた謎の小瓶を巡っての新たなスペックホルダーとの対決。ここがクライマックスだと思いますが、これもかなり地味。銃撃戦のアクションシーンで面白いんですけど。
 北村一輝さんのくだりなんてコントだし。もう何でもありになってます。けど笑ってしまいました。楽しそうだな、と。

 そして野々宮係長にデカ魂を教えてもらうというところもちょっと感動的でした。最初から最後まで野々宮係長が主人公の映画で、やっと係長がきっかけで未詳課のみんなが決意を新たにする。といった映画で、ほとんど芝居がないような映画でもっといろんなことを詰め込んで欲しい映画でした。

☆☆

鑑賞日: 2013/11/04 試写会

監督堤幸彦 
脚本西荻弓絵 
出演戸田恵梨香 
加瀬亮 
北村一輝 
栗山千明 
香椎由宇 
有村架純 
遠藤憲一 
浅野ゆう子 
神木隆之介 
福田沙紀 
城田優 
田中哲司 
安田顕 
真野恵里菜 
向井理 
大島優子 
竜雷太 
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