ドラマ【スノーピアサー シーズン1】感想(ネタバレ)

Snowpiercer-Season-1
スポンサーリンク

●こんなお話

 地球が氷漬けになって永久エンジンで動き続ける1000両の列車に乗った人たちの話。

●感想

 温暖化対策で科学者が行った政策で地球が氷漬けになってしまって、ウィルフォード氏なる人物が開発した列車で起こる物語。

 設定そのものが面白く、列車に投資したりチケットに高い料金を払った人たちは一等車両で優雅に生活して、最後尾の車両には無料で乗った人間たちが乗っていて各車両ごとに生活レベルが違っている。

 1話ですぐに最後尾の人たちの反乱計画からの実行があり警備員たちとのバトルからの血まみれのバイオレンス描写が凄かったです。

 その後、説得されて首謀者数人が冷凍睡眠で眠らされるのを条件に反乱が失敗して、主人公の元刑事が三等車両の人間の殺人事件が起きてそれの捜査を行うように乗務員から命令されて関係者に話を聞きに行くという。密室のミステリーもののような展開になっていきます。

 そこから殺人事件の捜査と真相、乗務員のリーダーが隠している秘密がバレるのかバレないのかとか最後尾の反乱計画のくすぶりからの主人公の元刑事がどうするのかどうか。

 正直、推理ものとしての真犯人がわかる面白さとかもそれほどでしたし。中盤からは元刑事の奥さんと元奥さんとのやりとりとかいきなり別途シーンが始まったり、子供を人質にされての裏切りうんぬんんかんぬんとか面白さを感じられず間延びした展開が続きました。

 それに乗務員の同性愛とか乗務員のリーダーの仕事と隠している秘密をどう守るのかとか、あとは単純に見せ場として列車のトラブルとかを突破していくとかは視覚的な面白さはありましたが全体的にはのんびりムードで見る10話でした。

 とはいえ最終話での反乱後に別の列車が追いかけてきて…という展開の終わりには続きが気になってしまうシーズンでした。

☆☆☆

鑑賞日:2022/04/17 NETFLIX

製作総指揮グレーム・マンソン
マーティ・アデルスタイン
出演ジェニファー・コネリー
ダヴィード・ディグス
ミッキー・サムナー
アリソン・ライト
レナ・ホール
タイトルとURLをコピーしました