映画【昭和歌謡大全集】感想(ネタバレ)

Shôwa kayô daizenshû
スポンサーリンク

●こんなお話

 少年グループとおばさんグループの殺し合いの話。

●感想

 若者たちが集まって夜な夜なコスプレをして歌って騒ぐ。仲間の1人が道端でぶつかったおばさんを口説こうとしたら騒がれてしまったためにナイフで殺してしまう。

 その遺体をおばさんグループの仲間の1人が発見してお通夜で自分たちがおばさんだからやられたのだということで犯人にリベンジを決意。現場に落ちていたバッジが子どもがよく行く駄菓子屋のゲームで優勝者がもらえるものだと思い出して、専門学生だと判明。

 その学生をおばさんグループの1人がスクーターからナイフで突き刺して殺害。その現場で少年グループが謎の女性から現場の目撃情報を言われてさらにおばさんグループのことが書かれた雑誌で情報を得る。少年グループは拳銃を入手して、おばさんグループの1人を殺害。

 おばさんグループは元自衛隊からロケットランチャーを譲ってもらう。海岸で盛り上がっていた少年グループをロケットランチャーで爆破。さらにナイフで1人を殺害して、少年グループは1人になる。1人残った少年は爆弾を自作して、調布の街を空から大爆発しておしまい。

 単純にグループ同士の殺し合いのエンタメ映画かと思いきや結構文学的な表現抽象的な展開でくるまれていて、市川実和子さん演じる女性や原田芳雄さんが少年たちに拳銃を売りつける理由とか一体なんだったんだろう? というものでした。

 それにエンタメ的にも相手を知っていく過程が結構急で気づいたら普通に目の前にいて殺すというものが多くて、情報を得て相手に近づく面白さみたいなものはあまり感じられないのが残念でした。

☆☆☆

鑑賞日:2010/02/04 DVD 2023/04/23 Amazonプライム・ビデオ

監督篠原哲雄 
脚本大森寿美男 
原作村上龍 
出演松田龍平 
岸本加世子 
樋口可南子 
池内博之 
安藤政信 
鈴木砂羽 
細川ふみえ 
森尾由美 
斉藤陽一郎 
村田充 
近藤公園 
内田春菊 
原田芳雄 
市川実和子 
古田新太 
寺田農 
ミッキー・カーチス 
タイトルとURLをコピーしました