映画【シャンハイ】感想

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●こんなお話

 太平洋戦争直前の上海でみんな揉める話。

 詳しいあらすじ解説はMIHOシネマさんの映画ブログにて

●感想

 何故、誰に諜報員が殺されたのか? というところから物語がスタートしますが。しだいに調べていくうちに、上海に寄港していたはずの日本の空母がいなくなっていることを知って主人公は何か日本に動きがあると察知しますが。そこらへんの歴史的な動きはしだいに忘れていき、主人公と抗日運動のコン・リーのラブストーリーが入って。闇社会のドンのチョウ・ユンファも最初の存在感が何だったのかというくらい消えていき、渡辺謙さんに至っては。涙ながらに真相を語るシーンで、その器の小ささにガックリきてしまいました。

 物語の方向も、わかりずらくて。主人公のモノローグがやたら入る序盤では、犯罪小説のような展開でワクワクしましたが、主人公が何を追っているのかがわかりずらくなりました。ただ、遠くからコン・リーを見つめていたりしてるだけの男にしか見えなかったです。

 結局、主人公の欲求がイマイチわからず。後半になって、コン・リーとの恋愛になっていきますが。ちょっと展開遅すぎる印象でした。最初の殺人事件を追っているところは薄れてしまってしまった感いっぱいでした。
 
 せっかくの上海という魅力的な舞台なのに、やってることはおっさんとおばちゃんの恋愛というしょーもないものだったのが残念でした。 

 とはいえ、美術や衣装はさすがにカッコよく。雨の中、拳銃をぶっ放すチョウ・ユンファや眼力するどいケンさんが見れるだけでも満足な映画でした。

☆☆☆

鑑賞日: 2011/08/21 DVD

監督ミカエル・ハフストローム 
脚本ホセイン・アミニ 
出演ジョン・キューザック 
コン・リー 
チョウ・ユンファ 
デヴィッド・モース 
渡辺謙 
フランカ・ポテンテ 
ジェフリー・ディーン・モーガン 
菊地凛子 
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