ドラマ【Sense8 センス8 シーズン1】感想(ネタバレ)

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●こんなお話

 世界各国の全く関係のない8人が他人の能力や知識を共有できることに気づいて、お互いのピンチに助け合う10話。

●感想

 最初は話があっちゃこっちゃ飛んで関係のない人たちの話が同時進行で描かれていくので、紹介のような話がずっと続く印象で正直退屈でした。ただ、しだいにキャラクターが把握できてくる中盤になってきて、更には全く違うところにいる登場人物たちが共有を通して仲間になっていくのとが面白く見ることができました。

 いろんな国を描いている世界観ですが、撮影も全く安っぽくなくてスケールがでかいのが伝わってくる映像も見ものでした。

 個人的にはゲイのメキシコ人俳優とその恋人と偽装で付き合っているということになっている女性との不思議な同棲生活とか「マトリックス」をセルフパロディにしたようなアクション映画の撮影とか韓国人女性はアクション担当で激しくてよかったり、ケニアのバス運転手が乗るバスがジャン・クロード・ヴァンダムずきで彼の絵が描かれているのとか笑えました。

 なにより1番の衝撃は1人がHをし始めると全員の感覚が共有されて、全員入り乱れての大乱交シーンは今まで見たことのない映像ですごかったです。

 ラスト2話くらいでチームものとしての面白さがぐっと増して、シーズン1はまだまだ助走が始まったばかりのような感じなので、早く続きが見たくなるシリーズでした。

☆☆☆

鑑賞日:2015/12/06 NETFLIX

原作リリー・ウォシャウスキー
出演タペンス・ミドルトン
ブライアン・J・スミス
ペ・ドゥナ
ジェイミー・クレイトン
マックス・リーメルト

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