映画【電送人間】感想(ネタバレ)

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●こんなお話

 連続殺人事件が発生して犯人がどうやら電送装置を使っているらしいぞと捜査する話。

●感想

 冒頭の遊園地でのお化け屋敷の描写から当時のお化け屋敷感が見られて、減退の視点で見て興味深く見れました。その他にも全身金ぴかのダンサーとか軍国コスプレのキャバレーなども楽しい設定でした。

 冒頭のお化け屋敷で銃剣による殺人事件が発生して、刑事と新聞記者が事件を捜査していく。これも時代なのか新聞記者が普通に警察の捜査本部に一緒にやってきたりして簡単に殺人事件の深いところに入っていくのが面白いです。

 何人かに脅迫状があって、それがアジア太平洋戦争の終戦のときにお金もうけをしようとした人たちに殺された人からの復讐ではないかとびくびくする狙われる人たち。警察が警備するけれど、そのすきをぬって殺人事件が発生してしまったり。

 犯人は電送装置を使って瞬間移動をするというのが今作の見どころですが、その装置を犯行現場の近くに置かないといけなくて、毎回、配送業者が現場近くまで運ぶのとか大変そうです。しかも殺人事件が発生して警察に追いかけられて電送人間は足が速く普通に逃げきって電送装置にまで行けちゃうスプリンターっぷりの電送人間でした。

 犯人が戦争終戦時に洞窟で爆発に巻き込まれたのにどうやって助かったのかとか、そもそも電送装置ってなんだとか、いきなりの浅間山噴火で幕切れというのとか驚く展開がありましたが。

 鶴田浩二が白川由美に花を買って送るのにほっこりする映画でした。

☆☆☆

鑑賞日:2021/08/26 NETFLIX

監督福田純 
特技監督円谷英二 
脚本関沢新一 
出演鶴田浩二 
平田昭彦 
白川由美 
中丸忠雄 
河津清三郎 
田島義文 
堺左千夫 
土屋嘉男 
村上冬樹 
佐々木孝丸 
向井淳一郎 
大友伸 
沢村いき雄 
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