●こんなお話
娘が行方不明になっちゃったので、捜索するお父さんの話。
●感想
映画全部がPC画面だったりテレビカメラ等しか出てこないというアイデアが面白かったです。特に最初の幸せな家族の光景とかは写真や動画の思い出が増えていくとかは感動的でした。
ただメインの娘の行方不明という本筋が始まってからは、結構退屈に感じるところが多くて、100分間が120分くらいに個人的な体感はありました。話の謎が広がっていく風呂敷がどんどんと広がっていく面白さはありますが、それが回収されていくとどんどんと面白さが失速していってしまう映画でした。
娘が行方不明になって、SNSなどを調べていくと、父親が知らない娘のことがわかってきて、何が起こっているんだとなっていきますが、娘が友達がいないらしい。ご飯は一人で食べているらしい。とか、弟が怪しいとか、ただ観客を翻弄させるだけの設定で、事件の真相とあんまり関係ないため、解決編が退屈だし。無駄な時間だと思ってしまう理由だと思いました。それに事件の解決やきっかけとなるのも主人公がこれといったことするわけでなく、電話の相手がうっかり話したことで解決に向かうというのもカタルシス不足でした。あとは元も子もないですが、ずっとPCの画面上とかで話が展開していくので、ずっとパソコンを見続けている感覚になるので、目が疲れるという現象にも悩まされる映画でした。
とはいえ、枝豆やオクラが海外でもそのまんま日本語なんだと勉強になる映画でした。
☆☆☆
鑑賞日: 2018/11/06 TOHOシネマズ川崎
リンク
監督 | アニーシュ・チャガンティ |
---|---|
脚本 | アニーシュ・チャガンティ |
セブ・オハニアン |
出演 | ジョン・チョー |
---|---|
デブラ・メッシング |
コメント