映画【真田幸村の謀略】感想

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●こんなお話

 徳川家康の首を狙うことに執念を燃やす真田幸村と草の者の真田十勇士の話。

●感想

 冒頭から彗星が日本に接近してきて、猿飛佐助がエイリアンというぶっ飛んだ設定が凄いです。落人、香具師、歌舞伎者、キリシタン、比丘尼という徳川幕府という体制からこぼれ落ちた者たちが集合して体制に立ち向かうという。
 それに真田幸村が大坂の陣に参戦して大坂夏の陣までという歴史の流れを追いかけつつ描かれていきます。まゆ毛が凄いことになっていて顔色が悪い萬屋錦之介さん演じる徳川家康がこれまた憎い悪役で素晴らしかったです。マリファナとかも出てきて、ラリった映像とかも出てくるという何でもありっぷり。片岡千恵蔵さんは徳川の仕込んだ猫が毒の爪に引っ掛かれて腕斬り落とされます。

 ちょっと真田十勇士たちの紹介を短いながらも10人全員やるのでなかなか物語が始まらない印象でした。合戦シーンも物量が凄いですが、イマイチ凄さが伝わってこず。大坂の陣が始まってからはダイジェストな感じになってしまって高速で時代が流れていくのでこれまた盛り上がれない要素でした。
 そしてマイノリティの人たちが体制側に挑むという設定なので、主人公の真田幸村が1番魅力がないのが痛いです。彼なしで真田十勇士たちだけでも成立するのではなかろうか? と思ってしまいました。幸村と三好清海入道のラブロマンスとか果たして必要だったのか謎でした。

 前半がのんびりしてたのに後半は駆け足になってしまって、ちょっと残念な映画でした。

☆☆

鑑賞日:2014/08/03 DVD

監督中島貞夫 
特撮監督矢島信男 
脚本笠原和夫 
松本功 
田中陽造 
中島貞夫 
出演松方弘樹 
寺田農 
あおい輝彦 
ガッツ石松 
野口貴史 
森田健作 
火野正平 
岩尾正隆 
岡本富士太 
真田広之 
秋野暢子 
片岡千恵蔵 
梅宮辰夫
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