映画【真田幸村の謀略】感想(ネタバレ)

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●こんなお話

 徳川家康の首を狙うことに執念を燃やす真田幸村と草の者の真田十勇士の話。

●感想

 徳川方と大阪方がだんだんぶつかりあっていく不穏な空気になっていく時代に彗星が近づいてきて、そこから宇宙人が出てくる。

 真田親子が徳川家康打倒に燃える中、刺客の襲撃で主人公の父親がやられてしまう。主人公はリベンジの気持ちで草の者と呼ばれる人物たちの名簿を手に入れて仲間集め。様々な体制からこぼれ落ちた者たちが集まってくる。猿飛佐助、海野六郎、望月六郎、筧十蔵、由利鎌之助、根津甚八などなど。さらには朝鮮人キリシタンとか。

 そしてみんなで訓練するけど仲間の1人が仲間の女性を奪ったので追放されたり、家康暗殺のために移動中の家康を火を使って襲撃。けども取り逃がしてさらには主人公の片目が弓矢で射抜かれて負傷。

 豊臣方に徳川に対して反逆の疑いありということで大坂冬の陣が始まって、主人公だけ活躍。そして和睦があって豊臣秀頼は大阪城を枕に討死を決意。夏の陣が始まって大阪城落城。

 真田十勇士が囮となって徳川家康を襲撃して1人また1人と討死。主人公と徳川家康が一騎打ちして徳川家康の首を討ち取っておしまい。

 冒頭から彗星が日本に接近してきて、猿飛佐助がエイリアンというぶっ飛んだ設定が凄いです。落人、香具師、歌舞伎者、キリシタン、比丘尼という徳川幕府という体制からこぼれ落ちた者たちが集合して体制に立ち向かうという。
 それに真田幸村が大坂の陣に参戦して大坂夏の陣までという歴史の流れを追いかけつつ描かれていきます。まゆ毛が凄いことになっていて顔色が悪い萬屋錦之介さん演じる徳川家康がこれまた憎い悪役で素晴らしかったです。マリファナとかも出てきて、ラリった映像とかも出てくるという何でもありっぷり。片岡千恵蔵さんは徳川の仕込んだ猫が毒の爪に引っ掛かれて腕斬り落とされます。

 ちょっと真田十勇士たちの紹介を短いながらも10人全員やるのでなかなか物語が始まらない印象でした。合戦シーンも物量が凄いですが、イマイチ凄さが伝わってこず。大坂の陣が始まってからはダイジェストな感じになってしまって高速で時代が流れていくのでこれまた盛り上がれない要素でした。
 そしてマイノリティの人たちが体制側に挑むという設定なので、主人公の真田幸村が1番魅力がないのが痛いです。彼なしで真田十勇士たちだけでも成立するのではなかろうか? と思ってしまいました。幸村と三好清海入道のラブロマンスとか果たして必要だったのか謎でした。

 前半がのんびりしてたのに後半は駆け足になってしまって、ちょっと残念な映画でした。

☆☆

鑑賞日:2014/08/03 DVD 2023/10/02 U-NEXT

監督中島貞夫 
特撮監督矢島信男 
脚本笠原和夫 
松本功 
田中陽造 
中島貞夫 
出演松方弘樹 
寺田農 
あおい輝彦 
ガッツ石松 
野口貴史 
森田健作 
火野正平 
岩尾正隆 
岡本富士太 
真田広之 
秋野暢子 
片岡千恵蔵 
梅宮辰夫
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