●こんなお話
ドラえもんたちの過失で現実世界が妖怪に支配されちゃったので、元の世界へと戻そうとする話。
詳しいあらすじ解説はMIHOシネマさんの映画ブログより
●感想
ドラえもんとしてはなかなかのホラー演出が強烈で主人公たちが軽い気持ちでやっちまったことが原因で元の世界である日常が非日常になってしまっているという妖怪に支配された世界がめっちゃ怖くて、子どもが見たらトラウマになるんではないかと心配になるくらいお父さんお母さんが怖かったです。
タイムパラドックスの面白さもあって前半に出てきた人物が後半で同じことをしているのに別の視点で見るとまた変わったものが見えてくるという面白さもあってよかったです。
リンレイなる三蔵法師の弟子の不憫さもなかなかで三蔵法師を裏切って自責の念にかられたり両親が目の前で亡くなったりとなかなかハードな人生を歩んでいてかわいそうでした。
ただ時代の問題なのか、後半の妖怪たちの戦いは迫力もなくただ大騒ぎしているだけなので退屈に感じてしまう活劇パートでした。
タイムマシンを悪用する人はタイムパトロールに逮捕される世界観なはずなので、この映画のドラえもんたちの失態をタイムパトロールは見ていなかったのかな? と思ってしまう映画でした。
☆☆☆☆
鑑賞日: 2018/02/26 Amazonプライム・ビデオ
リンク
監督 | 芝山努 |
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監修 | 楠部大吉郎 |
脚本 | もとひら了 |
原作 | 藤子不二雄 |
出演 | 大山のぶ代 |
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小原乃梨子 | |
野村道子 | |
たてかべ和也 | |
肝付兼太 |
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