映画【サボタージュ】感想(ネタバレ)

sabotage
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●こんなお話

 麻薬取締局の捜査官たちがギャングのお金1000万ドルをくすねるけど、そのお金どっかいっちゃうわ、更には捜査官たち1人また1人と殺害されていく話。

●感想

 デヴィット・エアー監督作品らしい警察内幕ものと激しい銃撃戦はさすがで、冒頭から主人公たちの職業の紹介の銃撃戦から迫力凄かったです。お腹の底に響く銃声、ぶっ飛ぶ人体。特殊部隊の動き方とかもヴィジュアルとして面白くて、訓練の様子なんかもよかったです。
 ところがお話の方は乗り切れなくて、冒頭でくすねたお金はどこいった? という流れと主人公たちチームが1人ずつ殺されていく犯人は誰だ? という流れ。

 1人1人殺されていく恐怖みたいなのが全く伝わってこないのが痛いです。主人公と女性メンバーくらいが描かれるくらいで、他の人たち名前すらよくわからなかったです。序盤で1人ずつほんの少しでも背景を描いて、開始30分で1人殺されて、誰が何のために? という展開にしないときつかったです。
 そして真犯人がわかるのも主人公たちの捜査とかではなく、向こうから勝手に正体を現すというガッカリぷり。更にはその真犯人も小物感いっぱいで盛り上がらなかったです。

 そして1000万の行方も、結局、シュワちゃんのせいじゃないか。とついていけず。エピローグで全てが分かってからのアクションもエモーションは動かなかったです。
 シュワちゃんが現場の隊長の役というのもちょっと見てるのがちょっとキツイ映画でした。

☆☆☆

鑑賞日: 2014/11/09 TOHOシネマズ南大沢  2015/05/02 Blu-ray

監督デヴィッド・エアー 
脚本スキップ・ウッズ 
デヴィッド・エアー 
出演アーノルド・シュワルツェネッガー 
サム・ワーシントン 
ジョー・マンガニエロ 
ジョシュ・ホロウェイ 
テレンス・ハワード 

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