映画【ロボジー】感想(ネタバレ)

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●こんなお話

 老人にロボットを装着して大騒ぎの話。

●感想

 ロボットの被り物をさせられて発表会に出て、それが上手いこと世間の目を騙すことができて。後日、しだいにロボットが好評で後戻りできなくなるって展開は王道の話の展開でよかったですが。コメディとしても、主人公自身が何をしてるのかわからずテレビで自分がロボット役だったのだと気づくなんてありえないと思いました。どんだけ、おじいちゃんボケているのだと。

 そして、後にひけなくなって。ロボットの被り物で世間を騙しつついつばれるのかとハラハラしながらの物語ですが。緊張感は皆無で、淡々と行事が行われるだけなので面白味は少なかったです。
 よかったのは、今まで煙たがられていたおじいちゃんの家族が。おじいちゃんの友達がロボットだと知って。ロボットの格好したおじいちゃんには、憧れの眼差しをして。主人公の悲しみが出ててよかったと思います。

 そして、案の定、偽者なのではないかとマスコミに騒がれて。クライマックスで起こる出来事には失笑してしまいました。これもコメディだからといって、リアリティがないものでガッカリでした。

 何故、ばれるのか? 何故、ばれないのかが。ちゃんと説明されていないため、ロボットの隙間から髪の毛が出てるなんて。いつでもばれそうですが、映画の後半でやっと気づいたりするので。もう少し、リアルな部分をしっかりと描いて欲しかったです。

☆☆

鑑賞日:2012/01/13 試写会

監督矢口史靖 
脚本矢口史靖 
出演五十嵐信次郎 
吉高由里子 
濱田岳 
川合正悟 
川島潤哉 
田畑智子 
和久井映見 
小野武彦 
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