映画【リオ・ブラボー】感想(ネタバレ)

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●こんなお話

 悪党たちと戦う保安官の話。

●感想

 ジョン・ウェインの保安官を中心にクセの強い仲間たちが絶対的な危機に対してもユーモアを忘れず強いチームワークで乗り越えてしまうだろうと期待させながらそれをやってのけてしまう面白さがあってよかったです。

 「危ないから俺に関わるんじゃねえ」と言う保安官に対して、なんやかんや集まる仲間たち。ギターを手にみんなで歌うシーンなんて涙がこぼれそうになってしまいます。こんな熱い友情を築ける関係がうらやましくなりました。それでいて文句ばっかり言っているけど、アル中の仲間を見る暖かい態度なんかがこれまたいい。それでいて、女にはめっぽう弱い。ラストの「きみを逮捕する」なんてカッコよすぎます。

 そしてクライマックスは仲間4人で悪党達とバトル。ダイナマイトでバンバン吹っ飛ばす大雑把な作戦も最高でした。
 王道のなかの王道の話で楽しめること間違いない映画でした。痛快なエンタテメイントとはこの映画のことを言うのだと思いました。

☆☆☆☆

鑑賞日:2012年/5/25 DVD

監督ハワード・ホークス 
脚本ジュールス・ファースマン 
リー・ブラッケット 
原作B・H・マッキャンベル 
出演ジョン・ウェイン 
ディーン・マーティン 
リッキー・ネルソン 
アンジー・ディッキンソン 
ウォルター・ブレナン 
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