映画【陸軍残虐物語】感想(ネタバレ)

rikugun
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●こんなお話

 陸軍残虐物語な話。

●感想

 陸軍に入隊した人の壮絶なリンチを描いていて、二等兵がひたすら殴られたりするシーンが続きますが。どこかコミカルに描いている前半でテンポもいいし、とても見やすかったです。「員数をつける」とか陸軍の生活がわかるというのも映画のよさだと思います。こないだまで二等兵だったのが上等兵になって、また二等兵をいじめたり。

 主人公は何をやってもドジでグズな二等兵。それを三國連太郎さんが演じていますが、そのノロマっぷりが最高で同情したくなります。
 西村晃さんが嫌味たっぷりな班長役をやっていてこれまた主人公と同時に見ている人の怒りの対象として素晴らしい役まわりをしていたと思います。彼は、奥さんを浮気で失っていて、主人公の奥さんに対して非道な行いをする。
 この班長に対して主人公の同期がすりよってゴマすったり、主人公が奥さんのためにとっておいたまんじゅうをとっちゃったりね。こいつが酷いんだまた。でも悪いことはバレて、ボコボコにされて更に主人公に憎しみを増したり。

 ただ、中村賀津雄さんも若くて主人公の味方となって動きますが。ちょっとそれが早すぎな気がして、もう少し主人公がマイナスなことが起きてからのほうがよかったのかなとも思いました。

 マイナスなことにマイナスなことが続いて、嫌な気持ちになる映画ですが。みんな迫真のお芝居で100分あっという間の映画でした。

☆☆☆☆

鑑賞日:2012/11/23 DVD

監督佐藤純彌 
脚本棚田吾郎 
出演三國連太郎 
中村賀津雄 
西村晃 
江原真二郎 
中山昭二 
亀石征一郎 
大村文武 
織本順吉 
玉川伊佐男 
今井健二 
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