映画【レイン・オブ・アサシン】感想(ネタバレ)

reign-of-assassins
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●こんなお話

 暗殺者たちの戦いの話。

●感想

 普通の主婦だったのが、実は一流の暗殺者でって設定が面白いです。顔を変えてしまうという現代整形術も真っ青の凄腕の医者もいて驚きです。

 主人公を狙うカタキ役たちのケレン味いっぱいの演出でカッコよかったです。炎を操るキャラだったり、寝てる奥さんを優しく見守る針を操るキャラだったり。その人物の終わりも、わざわざ麺を食べるために戻るというのも熱い人物でした。唯一、色気担当の暗殺者が出てきましたが。その女性が、主人公の旦那を誘惑するシーンがありましたが。あまり必要ののないシーンだと思いました。

 アクションシーンも観やすくなおかつ迫力あるものでカッコよかったです。カタキ役同士でも仲間割れをしたりして、それぞれの特性をいかしたアクションシーンのぶつかり合いで面白かったです。

 序盤の展開が遅い気がしました。その割りに、テロップと勢いあるアクションシーンで一気に説明してしまうオープニングなのでついていけないところもありました。主人公を鍛えるお坊さんの登場なんて、一体誰なのかわからない間に説法みたいなことを喋りながら戦われても困ってしまいます。

 それに、主人公の旦那さんの正体がわかったあたりから。カタキ役の大物感が一気に小者感いっぱいになっていってしまうのも残念でした。一気に弱弱しいキャラクターになっていきました。せっかく奪ったミイラをもっと大事に保管しとけよと思ってしまいます。

 とはいえ、ミイラ争奪戦の120分楽しめるエンタテイメントだったです。

☆☆☆☆

鑑賞日:2011/08/29 Blu-ray

監督スー・チャオピン 
ジョン・ウー 
アクション監督スティーブン・トン 
脚本スー・チャオピン 
出演ミシェル・ヨー 
チョン・ウソン 
ワン・シュエチー 
バービー・スー 
ショーン・ユー 
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