映画【NO ONE LIVES ノー・ワン・リヴズ】感想(ネタバレ)

no-one-lives
スポンサーリンク

●こんなお話

 悪い奴らを悪い主人公が殺していく話。

●感想

 悪い奴らをもっと悪い奴がバンバン殺していくという内容で、全身血まみれで泥の中からぬっと姿を現す姿はベトナム帰還兵のような殺人鬼でした。

 スプラッタ描写がなかなかの面白さで、太った人間の中から……なシーンとかは結構ショッキングでよかったです。
 主人公だと思っていた男が実は……という意外性な展開は面白いですが。いかんせん主人公の事をよくわからないままで物語がスタートするのでイマイチびっくり度が低く感じられるのが残念でした。
 そして狙われる強盗団にもあんまり魅力が感じられなくて、絶対的に強い相手に対してリアクションが叫んでパニックになるだけなので。ピンチから反撃するという面白さがそれほどなかったです。

 1人また1人とやられていきますが、そこに絶望感もそんなにないし。どうせやられるんだろうな、と冷めた目線で見てしまうという。
 主人公が何故ヒロインだけ生かしておくのかとかいう基準とかもよくわからないし。

 ただ殺されていく人間を楽しむというものですが、殺され方も新鮮味が少なく既視感いっぱいなやられ方なのでそんなに盛り上がれなかったのが残念でした。

☆☆☆

鑑賞日:2013/11/19 DVD

監督北村龍平 
脚本デヴィッド・コーエン 
出演ルーク・エヴァンス 
アデレイド・クレメンス 
デレク・マジャール 
リー・ターゲセン 
タイトルとURLをコピーしました