映画【プロミシング・ヤング・ウーマン】感想(ネタバレ)

PROMISING YOUNG WOMAN
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●こんなお話

 何やら夜な夜な男性たちに対してリベンジを行っている女性の話。

●感想

 バーで男たちが会話をしていて、泥酔している女性をお持ち帰ろうとしている。男性の1人が女性を持ち帰ってベッドに押し倒すけど、いきなりむくっと起き上がる女性。びっくりする男性。

 場面が変わってその主人公の女性がメモ帳に何やら書いていたり、ニーナという女性に昔何かあったのかというのが合間にわかっていきます。

 昼間はコーヒーショップで働いて、そこで医者が声をかけてきていい感じになってくる。夜には酔っぱらったふりをして声をかけてきた男たちを手玉に取っていく。医者を最初はあしらっているけど、何度も声をかけてきてデートを重ねて彼に対しては心を許していく様子も描かれます。

 キャサリンという女性と会って会話をしてどうやら彼女は過去の事件で助けてくれなかったらしい。そしてキャサリンのワインに薬を入れていて昏倒してしまう。また当時の事件の弁護士だかにも会いに行くけど、彼は罪の意識を理解しているのがわかって復讐をやめる。

 そしてキャサリンが事件の時に取られた動画を送ってきて、付き合っていた医者も関わっていたことがわかって、医者を脅したり。その中の男の1人が婚約パーティーをするというので、そこに乗り込んでいって、復讐しようとするけれど反撃をうけて殺されて山中に埋められてしまう。

 結婚式でセレブレーションな犯人たちのスマホに主人公からのメッセージがあって、時間軸が前に戻って関係者に自分が失踪したらこうしてくれ、とメッセージが届いて警察が動いて終わっていく。

 一体、主人公が何をしているんだろう? という徐々に動機が明らかになっていく構成で興味が続く展開やテンポのいい編集にハイテンションな音楽だったりサスペンス映画風な音楽だったり。そして性犯罪の直接的な加害だけではなく傍観者や子どもだったとか言い訳をする人たちにつきつけてくる作品です。

 ただ映画が始まる前の主人公たちの人生がどういうものだったのか、なぜ友達の復讐をするようになったのか気になってしまう構成の映画でした。

☆☆☆

鑑賞日:2022/05/12 Amazonプライム・ビデオ

監督エメラルド・フェネル 
脚本エメラルド・フェネル 
出演キャリー・マリガン 
ボー・バーナム 
ラヴァーン・コックス 
アリソン・ブリー 
クランシー・ブラウン 
ジェニファー・クーリッジ 
コニー・ブリットン 
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