映画【シン・ウルトラマン】感想(ネタバレ)

Shin-Ultraman
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●こんなお話

 日本に現れる巨大不明生物と戦う光の巨人や人間たちの話。

●感想

 冒頭から高速で読ませる気がないテロップで世界観の説明がありますが、なぜ読めないくらいのスピードなのか謎の演出で戸惑うツカミでした。

 怪獣が現れるので怪獣専門の組織の主人公たちと自衛隊が協力して透明で電気を食べる怪獣が出現してそれの対応が最初に描かれます。基本、特撮パートで怪獣たちが暴れるのを人間たちがその状況を台詞で説明するという昔の格闘漫画みたいな見せ方でした。

 ドローンに子供が映ったので「自分が助けに行きます」と斎藤工さんが飛び出す。なぜあなたが? という疑問の急展開でそこに空からウルトラマンが登場。それに巻き込まれるためだけの状況の作り方が雑に感じました。

 ウルトラマンの活躍で怪獣を倒して、ウルトラマンは何だったのかという展開があったり、地底怪獣が現れてそれの対応。ウルトラマンが現れて放射性物質をまき散らさないように戦ったので人類の味方なのではないかと主人公の組織が考え始める。ウルトラマンが敵だという外来星人がきて、世界がウルトラマンを脅威とみなし、斎藤工さんを拉致してそれを助ける長澤まさみさん。ニセウルトラマンが暴れてモノホンのウルトラマンとの戦い。

 さらには別の宇宙人メフィラス星人が暴力ではなく契約とか理知的な行動で人類を支配下に置こうとする流れ。やたらと小難しい台詞のやりとりが続いてここらへんは退屈でした。

 ウルトラマンと直接対決するメフィラス。けど手を引いてその場を立ち去ってしまう流れも不完全燃焼な終わり方でした。

 そして光の国からの使者が現れて人類を抹殺しようとするので、ウルトラマンは人類サイドに立って戦う。宇宙からゼットンが攻撃をしようとして、勝ち目のない戦いに挑む主人公たち。

 このゼットンとの戦いもいつゼットンが宇宙から降りてくるのかタイムリミットがわからないため、だいぶのんびりした戦いで緊張感いっさいなかったです。斎藤工さんが一回やられて意識を失って病院で目覚めてとかの間もゼットンは宙に浮いていて、どういう戦いなのだろうかと呆然と見ていました。

 斎藤工さんがウルトラマンと同化して人間社会では異質な動きをして、そういうカルチャーギャップものとしての面白さとか新しくやってくる長澤まさみさんと2人でやたら「バディ」と相棒感を強調したりして、かといって2人の友情がそこまで描かれるわけでもなく。全く盛り上がらない人間ドラマでした。

 肝心の特撮パートもどれも似たように感じてしまってだんだんと盛り下がっていき、クライマックスのゼットンとの戦いもこれで終わり? という見せ場でした。

 やたらと女性のお尻とかスカートの中身が見えそうになるとか2022年の映画でそういう視点を入れるのかとか「何? 〇〇が××で見つかった!」と電話で繰り返すという「太陽にほえろ」とかの時代から変わっていない電話応対にガッカリの映画でした。

☆☆

鑑賞日:2022/05/14 シネマサンシャイン平和島

監督樋口真嗣 
脚本庵野秀明 
出演斎藤工 
長澤まさみ 
西島秀俊 
有岡大貴 
早見あかり 
田中哲司 
山本耕史 
岩松了 
嶋田久作 
益岡徹 
長塚圭史 
山崎一 
和田聰宏 
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