映画【プレーンズ】感想(ネタバレ)

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●こんなお話

 世界一周レースをする飛行機たちの話。

●感想

 主人公はレースの飛行機にあこがれる農薬散布の仕事をしている飛行機。
 そんな彼が世界一周レースに参戦して障害を突破して素敵な仲間たちを作っていき優勝を目指すというもの。
 THE王道な展開に安心して見られますが、これといった新鮮味も少なく。むしろ主人公たちの仲間の描写が結構時間を割いて描かれ、なかなか展開しない印象でした。

 肝心の飛行シーンは綺麗で凄いですが、主人公の障害もそれの克服も今まで何万回も作られてきたような話なので。これといって突き抜けた面白さがあるわけでもないのが痛かったです。
 傑作を作るピクサー社のアニメーションとしては残念な内容でした。

 主人公は高所恐怖症。主人公にレースを教える師匠にも戦争時代のトラウマがあり、友だちは恋愛に忙しくてって。
 中盤から後半はマイナスな展開が長いこと続くので、そこからポジティブな方向に行く3幕目までが退屈でした。どうせすぐ落ちてパワーアップするのはわかってるんだから、早く次に言って欲しいかなと思いながら見てました。

 とはいえ、農薬散布機がレース用の航空機に挑んで、落ち込んで、仲間たちの支えがあり再びレースしてエリートに挑むという王道の話で見やすくてよかったです。

☆☆

鑑賞日: 2013/12/21  TOHOシネマズ南大沢

監督クレイ・ホール 
脚本ジェフリー・M・ハワード 
出演(声)デイン・クック 
ステイシー・キーチ 
ブラッド・ギャレット 
テリー・ハッチャー 
ヴァル・キルマー 
セドリック・ジ・エンターテイナー 
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