映画【デッド・フライト】感想(ネタバレ)

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●こんなお話

 飛行機でゾンビが現れるデッド・フライトな話。

●感想

 たった90分の映画なのに、アンデッドたちが襲い掛かってくるのが始まって50分と、ちょっと長い印象でした。それまでちょこちょこ異変が起きますが、基本は飛行機の日常を描いてるだけなので、結構退屈な時間が多いです。時間たっぷりを描いている割に、ゾンビの説明がなくて、何で凶暴になるのか? あんなにパワフルになるのか? 全くわかんない。そして、床から乗客を引きずり込むゾンビ。床がもろいのか、ゾンビのパワーが凄いのか。どうして床の下から乗客の位置がわかるのか……。

 アンデッドが襲い掛かってからは、一気にテンポがあがりますが。あんだけじっくりと描いていた乗客たちが、簡単に死んでいくのであっけないです。しかも、その死に方が。飛行機が揺れて、偶然、転んでアンデッドに襲われる。とか。突然、飛び出してきたアンデッドに襲われる。とか。全部、偶然。何でもあり。

 そして、飛行機のなかで銃を撃ちまくる捜査官たち。気体に穴が開かないのか? しまいには思いっきり爆発物をふっ飛ばしてるし。飛行機を不時着させるのもかなり無理くりの勢い重視。

 とはいえ、この手のジャンル映画には突っ込みをあまりいれずに、素直に状況を楽しむ映画だと思いました。個人的には、タイガー・ウッズなゴルファーがよかったです。

☆☆☆

鑑賞日:2011/02/27 DVD

監督スコット・トーマス 
脚本スコット・トーマス 
出演デヴィッド・チザム 
クリステン・カー 
ケヴィン・J・オコナー 
デレク・ウェブスター 
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