●こんなお話
相変わらずドタバタしているベラーズの話。
●感想
大学を卒業して社会人になったいつものメンバーたちが、今回は軍隊の慰問活動に参加することになり、ヨーロッパ各地を巡る旅に出る。そこにメンバーのひとりの父親が割り込んできて、さらにひと騒動という流れ。
物語の展開としては、前の2作と大きく変わらず、正直「これ、映画にする必要あったかな?」と感じてしまう部分もありました。歌唱シーンは変わらず楽しく、パフォーマンスだけを見ている分には気分も上がりました。ただ、それだけだとミュージックビデオになってしまうので、やはり主人公や仲間たちの心の動きや関係性をもう少し掘り下げてほしかったです。
クライマックスのアクションっぽいシーンも正直ぬるく感じ、ドラマ的にも盛り上がりに欠けていて淡々と終わってしまいました。もっと緊張感や意外性がある展開を期待していただけに、やや肩透かしでした。
とはいえ、アメリカの若者たちのテンポのいいおしゃべりや軽妙な掛け合いは健在で、特に深く考えずに画面を眺めているだけでも十分に楽しめる一本ではありました。
☆☆
鑑賞日: 2019/05/14 Blu-ray
リンク
監督 | トリッシュ・シー |
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脚本 | ケイ・キャノン |
マイク・ホワイト |
出演 | アナ・ケンドリック |
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レベル・ウィルソン | |
ヘイリー・スタインフェルド | |
ブリタニー・スノウ | |
アンナ・キャンプ | |
ハナ・マエ・リー | |
エスター・ディーン | |
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