映画【ワン・セカンド 永遠の24フレーム】感想(ネタバレ)

ONE-SECOND
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●こんなお話

 娘が映っているニュース映像を見たい男と弟のためにフィルムが欲しい少女の話。

●感想

 砂漠をさまよって倒れる男がいて、何とか街にたどり着いてそこに映画のフィルムを運んでいるバイクの青年がいて会話をしたり、レストランに入ると少女が映画のフィルムを盗むのを目撃して追いかけるけど見失う。

 砂漠を歩いてトラックに乗せてもらっていると少女も偶然乗ってきてフィルムの奪い合いをする。男がフィルム運びのバイクの青年を見つけて声をかけてるスキに少女がフィルムを盗んでトラックで行ってしまう。

 たどり着いた村で映画の上映の準備をしていて、主人公の男と少女がここでもフィルムを巡って喧嘩をして上映の担当者が怪しんで保安課を呼ぼうとして逃げたり。フィルムを持ってくる係がフィルムがフィルムが壊れてしまって大変。

 みんなでフィルムを掃除して洗ってというのをやって、ニュース映像のフィルムに自分の娘が映っているというのが主人公の目的で何とか映っている娘を探す。娘は弟の勉強のライトの傘にフィルムを使っていて、しかもそれが壊れていじめっ子たちにいじめられているのでフィルムで傘を作りたいという動機。

 何とか上映ができて、主人公は上映担当を脅して娘が映っている1秒の映像を何度も上映してもらって見入っているときに娘がやってきて弟が泣いてるぞ何言ったんだと怒ってるときに上映担当が保安係を呼んで男を殴る蹴るで捕まえる。

 捕まった主人公に上映担当がこっそり娘が映ったフィルムの切れ端を渡して、主人公は映写室にあったフィルムの傘の伝統を少女にあげてくれという頼みをする。主人公が持っていたフィルムを保安係に見つかって砂漠に捨てられる。

 2年後、釈放された主人公が娘と再会して包み紙を渡して、中に入ってたはずのフィルムがない。砂漠にやってきてフィルムを探そうとして終わり。

 映像の綺麗さや当時の中国人民の生活が見られるのも楽しく、主人公たちが食べるほうとうみたいなのがめちゃ美味しそうでした。

 最初に主人公2人がフィルムの奪い合いをするのがぼかされて何でそこまでこだわるのかは中盤で明らかになるので、最初の奪い合いのくだりがちょっとポカンとしてしまって、少女のその後とかも気になってしまう終わり方なのでした。

☆☆☆☆

鑑賞日:2023/03/17 WOWOW

監督チャン・イーモウ 
脚本チャン・イーモウ 
ヅォウ・ジンジー 
脚本監修チョウ・シャオフォン 
出演チャン・イー 
リウ・ハオツン 
ファン・ウェイ 
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