映画【ワンス・アポン・ア・タイム・イン・チャイナ 天地争覇】感想(ネタバレ)

ONCE UPON A TIME IN CHINAIII
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●こんなお話

 結婚を認めてもらいに来た主人公たちが敵対する別武術の派閥と揉めたり李鴻章暗殺の陰謀を阻止したりする話。

●感想

 李鴻章が武術大会を開くことになるところから始まって、主人公が父親に自分たちの結婚を認めてもらおうと挨拶に来る。けどその直前に敵対する流派がやってきてご先祖様からの大事にしていた獅子舞を破壊されて怒って戦う父親が負けてしまう。

 主人公が何とか結婚の話をしようかしまいかと悩むラブコメ的な流れがあったり、いろんな武術流派が潰しあっていてそこの仲介に入ったりする主人公。また婚約相手が知り合いのロシア人と仲がいいことに嫉妬する主人公があったり。主人公が単身敵の道場に乗り込んで油まみれの床に苦戦しながら戦ったり、ロシア人が日本との交渉を失敗させるために李鴻章を暗殺しようとする陰謀があって、それをたまたま主人公たちのカメラが撮影していて陰謀を知った主人公たちが獅子舞大会当日、主人公は獅子舞で戦って婚約者はロシア人に秘密を知られたと殺そうとしてきたりするクライマックス。

 ちょっとクライマックスの獅子舞バトルが凄い迫力ですが少し長く感じてしまう見せ場でした。主人公のキャラクターってこんなんでしたっけ? と恋に悩む姿に戸惑う3作目ですが、中国武術の迫力はさすがです。

 真の主人公はジェット・リーではなく最初主人公の父親を倒したカタキ役として出てくる足技の使い手の人が負傷してカタキ役たちに罵られて主人公たちに治療されて彼らの仲間になるというくだりが1番熱くて主人公感いっぱいの1本でした。

☆☆☆

鑑賞日:2023/01/10 Amazonプライム・ビデオ

監督ツイ・ハーク 
脚本ツイ・ハーク 
カーボン・チョン 
出演リー・リンチェイ(ジェット・リー)
ロザマンド・クワン 
マク・シウチン 
ラウ・シュン 
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