映画【ワンス・アポン・ア・タイム・イン・チャイナ&アメリカ 天地風雲】感想(ネタバレ)

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●こんなお話

 フェイフォンが今度はアメリカ開拓時代に行って、悪い白人を懲らしめる話。

●感想

 フェイフォンが弟子がアメリカにいるってんで、会いに行ったらネイティブアメリカンに襲撃されて、そこで記憶喪失になっちゃう。一方その頃、中国からの移民たちは白人たちに酷い目に遭わされていて一致団結する。
 正直、主人公が川に流されて記憶喪失という流れもなかなかの退屈さで離ればなれになった主人公を探す仲間と久々に再会を果たすけど、主人公の記憶はなく。あの手この手で思い出させようとするとかただただ時間を引き延ばしているだけにしか見えなかったです。

 物語のテーマは差別だと思いますが、それをメインにすれば差別されて迫害される中国人やネイティブアメリカンがいて、それに耐えに耐えてついに主人公のフェイフォンが立ち上がる。という流れの方がよっぽど熱くなれそうですが、なかなか話が前に進まない印象でした。

 肝心のアクションシーンはさすがの香港映画でワイヤーアクションも良い感じに漫画的な見せ場で面白かったです。銃弾をかわすアイデアとかも無茶苦茶ですが楽しかったです。ちょっとシリーズとしてはレベルが落ちてしまいますが、カンフー映画としての一定のジャンルの面白さは保障されているとは思いました。

☆☆☆

鑑賞日: 2017/04/29 Hulu

監督サモ・ハン・キンポー 
アクション監督サモ・ハン・キンポー 
脚本シトー・ヒーフォン 
ソー・マンシン 
クォク・ワイチャン 
シー・メイイー 
シャロン・ホイ 
出演ジェット・リー 
ロザムンド・クァン 
ション・シンシン 
チャン・クォクボン 
ジェット・ウルフ 
リチャード・ウン 

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