映画【ディアーディアー】感想(ネタバレ)

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●こんなお話

 田舎町を舞台に問題を抱える3兄妹が再集結して、問題を直視して再集結していく話。

 詳しいあらすじ解説はMIHOシネマさんの映画ブログにて

●感想

 主人公3人が集まって、車に乗って走っていると車を轢き殺してしまう。そこから物語が始まるところから一気に惹きこまれるツカミでした。昔絶滅したシカを目撃したと言ってウソツキ呼ばわりされている3兄妹。危篤の父をきっかけにバラバラだった人たちが集まっていきながら、物語にシカや犬を縦や横に配置して閉鎖的な田舎町を舞台にどこか引いた目線で見せてくる映画で面白く見ることができました。

 父親の工場を引き継いで借金に苦しむ長男、精神的に病んでいる次男、町を飛び出してアル中気味で離婚して戻ってきた妹。長男は幼馴染からお茶の販売で詐欺まがいなことに巻き込まれ、次男は犬を轢き殺したら、その犬が実は…。な展開になり、妹は不倫騒ぎを起こしていく。

 そこにショッピングモール設立とか停電騒ぎとか妹の旦那さんがやってきたりとか群像劇として楽しく見ることができました。

 閉鎖的空間で次から次に登場する役者さんたちを見てて面白く、父親の死をきっかけにそれぞれの思いを爆発させるクライマックス。長男は詐欺に遭った幼馴染の家に忍び込んでお金を盗もうとして、次男はシカを目撃して追いかけて、妹は相手の女性が包丁を手にしていて…。

 ただクライマックスが素晴らしかったですが、そこからが少し長く感じてしまう部分もありました。

 とはいえ、田舎町の寓話として楽しく見られる100分間でした。

☆☆☆

鑑賞日: 2015/11/18 キネカ大森

監督菊地健雄 
脚本杉原憲明 
出演中村ゆり 
斉藤陽一郎 
桐生コウジ 
染谷将太 
菊地凛子 
山本剛史 
松本若菜 
柳憂怜 

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