映画【25 NIJYU-GO】感想(ネタバレ):予測不能な殺し合いが連続!アドレナリン全開の25億円争奪戦映画

25 NIJYU-GO
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●こんなお話

 25億円を巡って悪徳刑事、ヤクザ、半グレ、殺し屋とかいろんな人たちがドンパチする話。

●感想

 主人公は半グレ集団の売り上げを横領していたけれど、どうしても250万円が必要になり困っていた。そんな中、たまたま25億円を横領した男を車で轢いてしまい、その男を誘拐することに。そこから一気に物語は加速し、25億円を巡ってヤクザや半グレ、殺し屋、チャイニーズマフィアなど様々な組織が入り乱れて殺し合いが始まる。

 映画を通じて爆破シーンや火薬の量が圧倒的で、ほとんどが銃撃戦の連続だった印象が強かったです。冒頭で刑事と横領した官僚が出会うシーンから、真面目にストーリーを追うというよりは、目の前で繰り広げられる派手なアクションや展開を楽しむタイプの映画だと感じました。

 ただ、なぜ隠れている人たちの居場所がすぐにわかるのか、など細かい部分は気になってしまうものでした。さらに、出会った瞬間に刑事だろうと関係なくすぐ銃撃戦に突入する展開や、撃たれても死なないターミネーターのような殺し屋が誰に雇われているのかも謎が多かったです。

 クライマックスでは刑事、ヤクザ、半グレ、殺し屋、チャイニーズマフィアが入り乱れてバトルロイヤルが展開されますが、必然性のない集結の仕方で、誰かがいると何故か全員集まって殺し合いが始まるため、正直25億円が誰の手に渡ろうと興味が薄れてしまうのが惜しいです。

 25億円を巡るハラハラドキドキの駆け引きや緊張感をもっと引き出してほしかったと思ってしまって。官僚役の温水洋一さんが終始大声で叫び続けていたため、時折うるさく感じて物語に没入しにくかったのも残念でした。

☆☆

鑑賞日: 2014/11/02 TOHOシネマズ府中  2016/09/02 NETFLIX

監督鹿島勤 
脚本柏原寛司 
大川俊道 
岡芳郎 
ハセベバクシンオー 
出演哀川翔 
寺島進 
温水洋一 
高岡早紀 
笹野高史 
小沢仁志 
波岡一喜 
嶋田久作 
鈴木砂羽 
竹中直人 
石橋蓮司 
大杉漣 

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