映画【ねことじいちゃん】感想(ネタバレ)

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●こんなお話

 離島で老人とか高校生とかが猫と生活している話。

●感想

 さすが岩合さんで猫がちゃんとお芝居をしていて、絶対言うこと聞かないような動物なのに、ちゃんとお芝居していてさすがでした。島と猫の景色を愛でてるだけで楽しい映画でした。

 ただメインの人間ドラマパートは個人的には終始どうでもいいというか興味のないことが起こるだけで、正直100分間何のエモーションも動かされることはなかったです。主人公と猫の日常、老人同士の恋愛や老人同士の喧嘩と和解、高校生の上京、カフェを開く若い人などが展開していきますが、ゆるいダンス大会とか映画の見せ場としてもなかなか見ているのが辛かったです。

 立川志の輔さんが全く老人には見えずバリバリの現役にしか見えないため「○○や」とかいまどきこんなおじいちゃんいるのか? ってくらいのおじいちゃんなお芝居をするので、ちょっと笑ってしまいそうになるキャラクターでした。

 これなら岩合さんの世界ネコ歩きを見ればいいのではないかとか元も子もないことを思ってしまう映画でした。

☆☆

鑑賞日: 2020/02/25 WOWOW

監督岩合光昭 
脚本坪田文 
原作ねこまき
出演立川志の輔 
柴咲コウ 
柄本佑 
銀粉蝶 
山中崇 
葉山奨之 
田根楽子 
小林トシ江 
片山友希 
立石ケン 
中村鴈治郎 
田中裕子 
小林薫 
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