●こんなお話
すっかり老年期になったホームズが昔、ある事件を解決したら悲劇になってそれがきっかけで引退したけど。その謎をもう一度解くために記憶の旅に出る話。
●感想
90歳を超えて養蜂に精を出す主人公のホームズの現在と日本旅行に行ったときの主人公と30年前の回想のホームズとかイアン・マッケランの見た目があまり変わらないため見ていて混乱する構成でした。
日本旅行で記憶に良いとなぜか山椒を探すエピソードに少年とミツバチのエピソード、30年前の男からの依頼で妻の謎の行動を追いかけるエピソードと何を描きたいのかが見ていてわかりにくくストーリーが見えてこない作品でした。家政婦がポーツマスに行く行かないというくだりとかも必要だったのか。戦後すぐらしい原爆ドームのすぐそばで山椒を見つけるというのもいったい何だったのか謎でした。残留放射能の心配をしてしまいました。
ワトソンが結婚して自分のもとを去ったこと、30年前の依頼で真相を語ったことにより夫人の自殺があってそれの罪の意識、老年になったことの孤独などを老いを描いてミステリーではないとは思いますが、見せる面白さを引き出してほしい映画でした。
☆☆
鑑賞日: 2017/01/15 DVD
リンク
監督 | ビル・コンドン |
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脚本 | ジェフリー・ハッチャー |
原作 | ミッチ・カリン |
出演 | イアン・マッケラン |
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ローラ・リニー | |
マイロ・パーカー | |
真田広之 |
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