映画【NERVE/ナーヴ 世界で一番危険なゲーム】感想(ネタバレ)

nerve
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●こんなお話

 みんなやってるムチャブリにチャレンジすれば賞金がもらえるサイトに気軽に参加したら、案の定、どんどんチャレンジの内容が過激になっていって抜け出せなくなっていく話。

●感想

 紫や青のネオンの照明が印象的で画面が華やかでスマホやパソコンの画面を上手に映画の中の世界観に入り込める要素としてそれを見ているだけでも楽しかったです。 

 片思いの男の子に興味ナッシングと言われて落ち込んだ腹いせに友達に紹介されたサイトに登録してチャレンジャーとして最初は「知らない人に5秒間キスしろ」という命令からだんだんと泥沼にハマっていくのを90分ちょいという短い上映時間もあいまって面白く見ることができました。高いところによく登って危険なことをしている主人公たちを見て単純に「バカバカ、やめろやめろ」という気分にさせてくれてハラハラドキドキのスリルを感じることができました。 

 どんどんんと賞金も上がり視聴者も増えていって快感になっていくけども、個人情報もどんどん流出していき、ミッションも過激になっていって、これはヤバいぞとなっていく。 

 この後半の展開から個人的にはちょっと無茶苦茶になっていって乗り切れませんでした。いくらなんでも警察は助けてくれそうだし、友達がたまたまハッカーでしかもハッカー集団みたいなのともつながっていて、彼がいなかったらどうなっていたのだろうと入り込めなかったです。カタキ役みたいに登場するゲーム参加者のライバルみたいなパンクな男も最後に取る行動がなぜそういう行動とったのか全く背景が描かれないため唐突感いっぱいでした。主人公自ら解決している様子に見えずにハッカー集団とライバルの行動で救われたようにしか見えないのが原因だと思いました。その解決も納得できずに、あんな簡単に大衆が離れていくのもよくわからず、あれで解決なら、今まで他の誰かが解決できちゃいそうに思えました。 

 とはいえ、エンタメとして気軽に楽しめて満足な作品でした。 

☆☆☆

鑑賞日: 2017/01/11 TOHOシネマズ川崎

監督ヘンリー・ジュースト 
アリエル・シュルマン 
脚本ジェシカ・シャーザー 
出演エマ・ロバーツ 
デイヴ・フランコ 
ジュリエット・ルイス

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